今週は、相場環境は改善するも19000~19400円の中でのもみあい

(指標)NYダウ

 先週の予測では、大きなイベントが複数あり、リスク要因になるため注意が必要としました。結果的には、リスク要因が次々とクリアーされて戻りを試す動きとなりました。

 23日(日)のフランス大統領選第1回の投票で中道のマクロン氏がトップとなったことでEU離脱懸念が後退し、4月24日(月)は△216ドルの20763ドル、4月25日(火)は北朝鮮が何もしなかったことで地政学的リスクが後退し△232ドルの20996ドルと2日連続で200ドルを超える上昇となりました。その後は大幅な減税政策が期待されましたが、財源の裏付けがないことで期待ハズレとなりましたが、好調な決算に支えられもみあいとなって週末の4月28日(金)は▼40ドルの20940ドルで引けました。

 ヨーロッパの政治リスクや北朝鮮の地政学的リスクはやや不透明感が後退し、決算も好調な内容が続いていることで、上値を試す動きとなっているものの、トランプ政権の政策には不透明感があり、どんどん上昇していく状況ではありません。5月2~3日のFOMCで6月の利上げの可能性がでてくるのかどうかに注目となります。
 
NYダウ05-01
 

(指標)ドル/円

 先週予測では、フランス大統領選や北朝鮮の地政学的リスクがあり、上値は重たいもののトランプ政権の減税政策の内容にインパクトがあれば、ドルが買われる展開になるとしました。基本は108~110円のレンジですが、110円をこすと111円が目先の上値のフシになるとしました。

 結果的には、フランス大統領選は、中道のマクロン氏がトップとなってEU離脱懸念が後退し、北朝鮮問題も何も起こらなかったことで地政学的リスクが後退し、リスク回避の円買いの巻き戻しとなって、ドル買い・円売りの展開となり、1ドル=111円台まで円安進行となりました。 期待された減税政策は財源が不透明なため失望となりました。週末は、111.44円で引けました。上値のフシとした111円を上回ったので111円台半ばまでドルが買われました。

 今週は、ドル・円はもみあいとなりそうです。フランス大統領選は、マクロン氏の決戦投票での勝利をかなり織り込んでおり、5月7日のマクロン大統領が誕生してもさらに大きく円安になる可能性は少ないと思われます。逆にトランプ政権の政策が不透明なことはドル売り要因であり、FOMCでの6月の利上げが無いようであれば、ドル売り要因となります。ドルの強弱感が対立するところです。110~112円のレンジを想定。
 
為替05-01
 

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