デンソーは5連騰、「CeBIT 2017(国際情報通信技術見本市)」に初出展

 デンソー[東1](6902)は、15日に5311円(+6円)と5営業日続伸で堅調です。

 同社と豊通商[東1](8015)が10日に両社が出資する携帯電話などの販売代理店業務を営むTDモバイルの出資比率を、6月に行われるTDモバイルの株主総会後に変更することで合意したと発表。デンソーの出資比率は49%から51%に、豊田通商は51%から49%となる。デンソーが車両運行管理システムに代表されるテレマティクス製品や、独自に開発した地域コミュニティ向け情報配信システムなどの新しい情報提供サービスを今後提供していくことへの期待感が高まっています。

 トヨタ自動車株式会社とアイシン精機株式会社、株式会社デンソーのトヨタグループ3社が、今月20日(月)から24日(金)まで、ドイツ・ハノーバーで行われる、IoT、ビッグデータ、AI、ロボット等の先端技術を扱う世界最大級の国際情報通信技術見本市「CeBIT2017(国際情報通信技術見本市)」(主催:ドイツメッセ株式会社)に初出展することも市場の注目も集めています。

 デンソーは目指す“人と設備が共創するFactoryIoT”の姿を製造ラインのジオラマと映像で紹介するほか、設備やロボットの“いつもと違う”わずかな変化を検出する、最新のセンシング技術を紹介、FactoryIoTを支える最新ロボット技術と、設備を“つなぐ”技術をデモ機を用いてわかりやすく紹介、人と協働可能な小型ロボットアーム「COBOTTA(コボッタ)」を紹介することから、同社への関心は高まると見られます。

 同社は2003年、車載レーダとして世界で初めてデジタルビームフォーミングと呼ばれる電子スキャン方式を採用したミリ波レーダを開発し、商品化。15年にはトヨタ自動車のミディアム・上級車向け予防安全パッケージ「ToyotaSafety SenseP」にデンソーのミリ波レーダが画像センサとともに搭載されています。16年、ADAS推進部を立ち上げ、自動運転の実用化に向けた技術開発のロードマップ策定からセンサやHMIなどの要素技術の開発、R&D活動など、自動運転に関わる技術開発を一貫して行っています。

 2017年度中にカーナビ大手の富士通テン(非上場)を子会社化するが、カーナビのほか、エンジン制御ECUなどの電子制御機器、自動ブレーキなどに使われるミリ波レーダー、市販用カーナビ、ドライブレコーダーなどを手掛けており、デンソーが自動運転分野へ注力していることが注目される。

 15日付でクレディ・スイス証券が投資判断を「ニュートラル」継続で、目標株価を4200円から5350円に引き上げていますので、市場の評価は高まっています。

 16日付の日本経済新聞朝刊中部では「トヨタ自動車のグループ各社の2017年春季労使交渉は15日、集中回答日を迎えた。ベースアップ(ベア)相当額はデンソーなど主要14社のうち13社がトヨタの月1300円より多い月1400~1500円で妥結し、トヨタを超えない慣例が崩れる形となった。」と伝えており、日経225採用銘柄ですが、押し目買い優位に上値を伸ばすか良い意味でトヨタ離れとなるか注目されそうです。

※このコラムでは、表面的な材料のほか、特に需給を作用する株主との関係に着目してコメントしています。

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リンク記事:トリケミカル[JQ](4369)が連日上場来高値、カリスマ投資家の取得で上昇に弾み(2016年3月31日)
リンク先:http://money.minkabu.jp/55136

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■トリケミカル[JQ](4369)
1130円紹介(2016/3/31)→2547円(2016/10/26)まで上昇

 今後も投資に役立つ視点で投稿していきますので、是非注目して下さい。
 
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