来週に、トランプ大統領の講演を控え、今週は様子見ムードの可能性

(指標)NYダウ

 先週の予測では、引き続きトランプ大統領の大型減税への期待から底堅い動きが続き、さらに具体的な経済政策がでてくると株価上昇に弾みがつくことになるとしました。イエレン議長の議会証言も内容次第で利上げのペースが早まるのかどういかで株価の動きに影響を与えることになります。

 先週は、トランプ大統領の大型減税による景気拡大期待が続き2月13日(月)は△142ドルの20412ドル、2月14日(火)はイエレン議長の3月FOMCでの利上げの可能性への示唆も加わって△92ドルの20504ドル、2月15日(水)は良好な経済指標が相次ぎ△107ドルの20611ドル、2月16日(木)はエネルギー株が重しとなるものの△7ドル20619ドル、週末の2月17日(金)は連休前で軟調な取引となるが終盤にかけて買い優勢となり△4ドルの20624ドルと7日続伸で引けました。

 今週は、多数の小売企業の決算発表が予想されており、決算予想に警戒感が広がっています。又、先週のイエレン議長の議会講演で3月の利上げの可能性を示唆したこともあり、利上げは株式にとってはマイナス要因となります。そうはいってもトランプ政権の近い内に発表予定の大型減税策への期待は継続することで相場は底堅い動きが想定されます。
 
NYダウ02-20
 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、トランプ大統領の数週間の内に発表するという大型減税期待が継続し、ドルは底堅い動きが想定されます。但し、トランプ大統領はドル高を批判していますので過度のドル高は容認するかどうか不明ですのでドルの上値は目先限定的としました。112.5~114.5円のレンジを想定。

 結果的には、2月15日の1月消費者物価指数が予想を上回ったことで一時114.96円までドルが買われましたが、株式が最高値更新しているにもかかわらず長期金利が上げ渋り、又、欧州の政治不安やトランプ政権の不透明さもあり2月17日には一時112.62円までドルが売られ引けは112.89円でした。

 今週は、イエレン議長が先週の議会証言で3月の利上げの可能性を排除しなかったことで2月22日公表のFOMC議事録(1月31日~2月1日)の内容で3月の利上げ期待が高まれば、ドル買いが強まる可能性もあります。又、トランプ政権による大型減税の期待から株高が継続すればドルは堅調となりますが、大統領補佐官のフリン氏の辞任など政権の人事がもたついており政策運営に対する不安感からドルの上昇を抑えることも考えられます。それを考えるともみあいが想定されます。112~115円のレンジを想定。
 
為替02-20
 

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