2016年12月1日時点での主要市場見通し

シナリオの背景

・足元の「トランプ相場」は、想定以上の日米株高や米ドル高・円安をもたらした。ただし米国株価のバリュエーションは再び割高の範囲に戻っており(図表1)、株価は企業収益のさらなる拡大を、待つ必要があるところだ。実際の米国株価も、大統領選挙直後に比べ、上値が重くなってきている。

・徐々に米次期政権の閣僚人事が明確化しつつあるが、人選には不安を覚える向きも増えてきている。来年1月下旬の一般教書演説、2月上旬の可能性が高い予算教書演説を前に、大統領選直後の強気相場が、警戒モードに変化する展開を予想している。

・米国株以上に、日本株と円相場が、「踏み上げごっこ」のオモチャと化している。目先数日は、このゲームが持続する可能性はあるが、株と外貨の売り方がつぶされると、一気にポジションが手仕舞われて、日本株や外貨相場(対円)の反落が生じることが懸念される。

・後述のように、長い流れでは世界的な株高と外貨高を予想するので、あわてて買わず、狼狽して売らず、という投資姿勢が当面は望まれる。レバレッジをかけた取引は避けるべきだろう(もちろん、投資は責任を取れば何をやるのも自由なので、思いっきりレバレッジをかけて、短期的に大儲けしようと企むのは、勝手だ)。

(図表1)
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(図表2)
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