トランプ新政権への期待相場も、いったん沈静化し一服も

(指標)NYダウ

 先週の予測では、11月8日(火)の大統領選でクリントン氏の勝利ならばリバウンド、トランプ氏ならば下落としましたが、結果は予想外のトランプ氏の勝利で急騰となり史上最高値を更新して引けました。
 前週末の11月4日(金)は、10月雇用統計は予想を下回ったものの全体としての雇用情勢は好調なため上昇して始まるこのの、クリントン氏の私用メール問題で9日続落となりました。11月7日(月)はFBIが私用メール問題は訴求せずと発言したことで、クリントン氏有利となって△371ドルの18259ドルと反発しました。選挙結果は予想外のトランプ氏勝利となり、11月9日(水)の時間外取引では▼5%の急落となりましたが、通常取引になると逆にトランプ氏の勝利演説の中での政策を好感し△256ドル18589ドルと急反発しました。その後も政策期待が高まり11月10日(木)は△218ドルの18807ドルと史上最高値を更新し、さらに週末の11月11日(金)も△39ドルの18847ドルと続伸で引けました。
 今週は、先週のトランプの当選後の勝者演説の中での減税政策、規制緩和、インフラ投資計画を好感し、史上最高値更新となったが、それが一服し次は具体的な内容や実行時期、関係人事の発表を待つことになります。そこで注目となるのは、12月利上げとなりますが、上値を抑える要因となりますが多数の小売店の決算発表予定となっていますので結果によって相場の変動要因となりそうです。
 
NYダウ11-14
 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、前週末の10月雇用統計の結果を受けて、12月利上げ期待が高まっておりクリントン氏勝利ならばドル買いとなって105円を試すとしました。結果的には、予想外のトランプ氏勝利となりドル売りとは逆に勝利演説の中で規制緩和、インフラ投資などの政策を述べたことで政策期待が高まり、さらに12月利上げ期待からの日米金利差拡大期待もあり、ドルが買われる動きとなりました。
 8日(火)の大統領選で、予想外にトランプ氏が当選し10日(水)の日本市場は、株式は一時1000円をこえる下げとなり、為替は105円台後半から一時101.20円までドルが急落しました。アメリカ市場でもNYダウは、時間外では一時5%をこえる下げとなりましたが、トランプ氏の演説での政策を好感し、通常取引では急騰となって史上最高値を更新、つれてドルも買われて10日(水)には106.95円をつけました。週末は106.83円で引けました。
 今週は、大統領選が終了しトランプ氏の政策期待で106円台後半までドルが買われましたが、一服したあと次ぎの注目はFRBの12月利上げへの期待が高まり、経済指標が好調であれば利上げを織り込むドル買いの方向となります。但し、11月30日に開催されるOPECでの減産合意が上手くいかないようであればドルの上値を抑えることになります。105~108円のレンジを想定。
 
為替11-14
 

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