今週は、FOMCや米10月雇用統計を控え個別株物色へ

(指標)NYダウ

 先週の予測では、全体相場よりも7-9月期決算のピークを迎え主要企業の決算の結果を受けた個別株中心の相場になるとしました、10月28日のGDPの結果が堅調であれば12月利上げ観測が高まり、株価の上昇は抑えられますので基本は様子見からのもみあいとなるとしました。

 結果的には、マチマチの企業決算を受け高値は10月24日の18275ドル、安値は10月26日の18062ドルと狭いレンジでのもみあいとなりました。

 今週は、11月1~2日にFOMCの開催、11月4日の10月雇用統計の発表を控え長期金利の動向が注目となります。FOMCの声明文では、利上げに前向きな姿勢が読み取れれば12月利上げの見方が高まり、長期金利の上昇が一段と強まり、株価の上昇を抑えられることになります。さらに10月雇用統計が予想を上回れば12月利上げはほぼ確実となり、長期金利は上昇することになります。金利が上昇してドルが高くなると株価の上値は重くなるので、これまでのように18000~18400ドルの中でのもみあいが続くことになります。

 柴田罫線では、このレンジの中で10月11日に18128ドルで売転換が出現していますが売転換が確実となるのは10月13日の17959ドルを引線の終値で切った時となります。
 
NYダウ10-31
 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、10月28日に7-9月期のGDP速報値の発表があり、それまでの間はドル・円はもみあって、前週と同じ102.5~105円のレンジの動きを想定し、GDPが予想を上回れば年内利上げ観測が高まりドル買い・円売りが再燃するとしました。

 結局、想定通り104円台でのもみあいが続きましたが、10月28日(金)の7-9月期のGDPが予想を上回ったことで長期金利が上昇し、ドルが105.53円まで買われました。しかし、FBIがクリントン氏の私用メールの再調査に入るとの報道でリスク回避のドル売りとなり、104.76円で引けました。

 今週は、FOMCや10月雇用統計の発表があって12月利上げが高まるものの、クリントン氏のFBIによる私用メールの再調査報道から、11月8日の大統領選への不透明感が生じることや、原油価格がイランとイラクの減産合意ができなかったことでドルの上昇を抑える要因がでてきました。11月8日の大統領選挙を通過するまでは上値は重くなりそうです。103~106円のレンジを想定。
 
為替10-31
 

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