ヤマハ発[東1](7272)とホンダが提携、トヨタとの関係は薄れるか?!

 ヤマハ発[東1](7272)は、5日に2157円(+88円)と続急伸、一時2175円(+106円)と買われ9月1日高値2168円を上回る場面も見られています。

 5日付の日本経済新聞朝刊が「国内二輪車首位のホンダ[東1](7267)と2位のヤマハ発[東1](7272)は二輪車の生産、開発で提携する。2018年をめどに、日本で販売する排気量50ccスクーターをホンダ[東1](7267)からのOEM(相手先ブランドによる生産)調達に切り替える検討に入った。宅配用の新型モデルは共同開発する。国内の二輪車市場は縮小に歯止めがかからず、1980年代の約8割減に落ち込んでいる。ライバル2社が連携して競争力を確保する。」と報じたことを材料視した買いが入っています。

 ライバル2社の提携に意外感はなく、自然の流れと思われます。ホンダ[東1](7267)はヤマハ発[東1](7272)株を保有していませんが、自動車メーカーではトヨタ[東1](7203)は1,250万株(3.5%)保有しています。トヨタ[東1](7203)とヤマハ発[東1](7272)は、車両用エンジンの開発・製造事業、モータースポーツ事業、マリン事業の3つの事業分野において業務提携していますが、そのトヨタ[東1](7203)は3月にヤンマーとマリン事業で業務提携すると発表、「ガリバー、ヤマハの牙城を崩せるか!?」と伝わっていましたから、両社の業務提携がヤマハ発[東1](7272)とホンダ[東1](7267)の業務提携を誘発した可能性もあります。

 一時は、トヨタ[東1](7203)がヤマハ[東1](7951)からヤマハ発[東1](7272)の全株式を買い取り子会社化するとの思惑が増幅することもありましたが、一転ホンダ[東1](7267)と急接近という展開となってきました。

 ヤマハ発[東1](7272)は、ヤマハの冠がついてはいるものの、当の筆頭株主であるヤマハ(東1:7951)とは事業関係が薄いことは周知の事実となっており、需給思惑が付いて回る銘柄として、引き続き市場の関心を集めそうです。

 ※このコラムでは、表面的な材料のほか、特に需給を作用する株主との関係に着目して
コメントしています。

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リンク記事:WSCOPEはFFRIなどに続くか、レオス取得銘柄に関心向かう(2015年9月8日)
リンク先:https://money.minkabu.jp/51852

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■WSCOPE[東1](6619)
1870円紹介(2015/9/8)→3675円(2016/5/13)まで上昇

 今後も投資に役立つ視点で投稿していきますので、是非注目して下さい。
 
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