戻りのあとは、20日、21日のFOMCを前に再び様子見へ

<円安一服なら、17000円水準での下値固めの展開も>
 先週末の8月雇用統計の結果は予想を下回ったことで9月利上げは後退したものの、年内の利上げ観測は強まっていることで為替は発表直後は一時1ドル=102円台までドルが売られるものの、すぐに切り返し104.32円まで買われました。これを受けてシカゴの日経先物は大証比△190円の17130円となっていることで、週明けはこれにサヤ寄せする形でのスタートとなり、17000円台回復が想定されます。

 今年になっての動きは、15000~18000円の大きなレンジの中で、7月以降は16000~17000円のレンジの動きとなっていましたので、この17000円を突破するとチャート的には18000円を目指す形となります。一気に円安にふれれば、そのまま上昇することも考えられますが、8月の雇用統計の結果は9月の利上げ観測が後退して12月利上げ観測が強まっていることで目先は、強弱感が対立してドルの上値は重くなる可能性があります。そのため戻りを試したあとは9月20~21日のFOMCを前に様子見ムードがでてくることになります。

 8月の雇用統計の結果は予想を下回りましたが、その反応は利上げが後退したとみて株式市場は上昇しましたが、その反面、債券市場と為替市場は、年内利上げは間違いないという見方で、ドル高・円安が進みました。今の日経平均は、為替の動きに連動していますので円安が進んだことで、日経平均は17000円台を回復してきたといえます。ただし、円安がこのまま進むにはFOMC待ちとなります。この場合、注目されるのは9月に利上げが実施されれば、年内もう1回という見方で円安が進みますが、逆に早期利上げの後退発言がでると、一気に円高となって日経平均は急落することになります。

 その場合、出来高が少ない中で上昇してきているので急落の可能性は高くなります。円安がゆるやかであっても円安基調であればチャート上は日経平均は戻りを試していくことになり、目先の上値は5月31日の17251円、その上は4月25日の17613円となります。但し、出来高、売買代金が増加しなければ上値は限定的といえます。ここからの投資は、チャート上は上放れしたものの、アメリカの利上げ動向で為替がどう動くのかわかりませんので、投資する場合は損切りポイントを決めておく必要があります。逆に、これまでリスクをとって買っている人は、利食い局面を待つことになります。

 本日は前場は、欧米株高、円安を好感して△205円の17131円とシカゴCMEにサヤ寄せする形で始まり、上げ幅を拡大して△230円の17156円まで上昇するものの、後場になると円安一服と前引け後の黒田総裁の講演で、追加緩和への言及がなかったことが失望となり、徐々に上げ幅を縮小して△111円の17037円で引けました。目先は17000円水準で底固めの動きのあと戻りを試すことも考えられます。

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