経営者のマネジメントスタイル~ROVC経営のすすめ

・経営者のマネジメントに対する基本的な考え方を知るには、決算説明会や中期経営計画発表会でない方がよい。決算説明会はその期の決算の中身や翌期の計画が中心であり、社長の思いや考え方はあまり出てこない。中期計画の説明会では、計画の中身を一生懸命説明するので、社長が何を本音で考えているかは今ひとつわからないことも多い。

・では、どういう場面で、それが最もよく出てくるか。会社のユーザー向け展示会での講演、外部の経営者フォーラムでの講演、個人投資家向け会社説明会、海外投資家向けIRセミナーなどで社長の話を聴くと、社長の個性がいろいろ伝わってくる。経営に対する自らの考えが必ず入ってくるからである。

・「わが社の企業価値経営」というテーマで、トップに好きなように語ってもらったら、どの会社の社長もそれぞれ面白いと思う。ただし、心配な面もある。1)経営環境の変化に上手く対応できず、成り行きまかせになっていないか。2)顧客や取引先の言いなりになって、ふりまわされていないか。

・3)何か自信が持てずに、ひ弱になっていないか。4)今のやり方に、あぐらをかいていないか。5)将来の方向について、勝手に思い込んでいないか。6)こだわりにとらわれて、頑固になっていないか、などさまざまな見方が出てくるかもしれない。

・経営はバランスが大切であるといっても、どこかに重点をおき、軸足を定めているものである。それを、①クライアントフォーカス、②マーケットフォーカス、③ビジネスフォーカス、という3つの視点で捉えることもできる。

・クライアントフォーカスは、プロダクトやサービス、そして今どきであれば、ソリューションにフォーカスする、商品やサービスをベースに、顧客の課題を解決するという姿勢である。ここでしっかり付加価値を生み出せばよいが、うっかりすると「いいなり経営」や「ひ弱な経営」に陥りかねない。

・マーケットフォーカスは、顧客マーケット、資本市場マーケット、地域社会など、ステークホルダーが形成する市場動向に敏感に反応する。例えばキャピタルマーケットフォーカスでは、ROEが重要であると喧伝されているので、ROEの向上にフォーカスする。それに合わせればよい、あるいは、すでにクリアしているから問題ない、という対応になりかねない。こうした「成り行き経営」や「あぐら経営」に甘んじては困る。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事

 
 

[PR] クレジットカード比較ランキング

んかぶピックアップ
ネット証券口座比較 ネット証券口座比較
証券口座選びを完全サポート
総合ランキング1位はこちら!
FX比較ランキング FX比較ランキング
みんためスタッフが独自調査で
おすすめのFX会社を紹介!
クレジットカード比較 クレジットカード比較
おすすめのクレジットカードを
ピックアップしてご紹介!
【株式投資初心者ガイド】 ネット証券会社選びお役立ち情報!
投資家に役立つ情報が満載
【株式投資初心者ガイド】
みんかぶマガジン> 全ての記事> その他> 経営者のマネジメントスタイル~ROVC経営のすすめ