今週は、市場参加者の少ない中、高値圏でのこう着感強い展開

(指標)NYダウ

 先週の予測では、8月5日の雇用統計の好結果を受けて、上昇したものの原油価格が40ドル水準では一方的に上昇するのは難しく18300~18650ドルのレンジを想定しました。

 週前半は、高値警戒感や原油安が重しとなって18500ドル台でのもみあいとなっていましたが、8月11日(木)には原油価格が大幅反発したことで3指標がそろって史上最高値更新となり、NYダウも△117ドルの18613ドルと18600ドル台となりました。週末の8月12日は7月小売売上高が予想を下回り▼37ドルの18576ドルで引けました。

 今週は高値圏でのもみあいが想定されます。引き続き企業決算と経済指標の結果を受けて、年内利上げの可能性に反応して株価が上下動すると思われます。8月17日に7月26~27日に開催されたFOMCの議事録が公開されるため、この内容の中に利上げの実施の可能性をさぐることになります。そのため9月の雇用統計発表までは利上げの時期をめぐる不透明感は続くことになるため一方的な上昇は考えにくいところです。
 
NYダウ08-15
 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、101円水準でダブル底のような形となっており、原油安からの過剰なドル売り・円買いも一服しており、日銀の追加緩和期待も持続しているためドル買い・円売り圧力がまさるとし101~103円のレンジを想定。

 前週末8月5日(金)の7月雇用統計の予想を上回る結果を受けて102.66円までドルが買われましたが、週後半は4-6月期の非農業部門の労働生産性が低下し、さらに7月小売売上高が予想を下回ったことで、早期利上げ観測が後退し、一時100.83円までドルが売られました。引け値は101.26円でした。基本は想定通り101~103円のレンジの動きでした。

 今週も引き続き101~103円のレンジの動きが基本となりそうです。年内の利上げをめぐっては、まだ期待が持続しており、17日のFOMCでの議事録(7月26~27日)発表から、利上げの可能性をさぐる展開となりそうです。早期利上げ後退は円高材料、一方で原油高(9月下旬にOPECの非公式会合で生産量の協議)が継続すれば、株高となってリスク選好のドル高・円安方向となります。強弱の材料でもみある展開となりそうです。
 
為替08-15
 

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