今週は、市場参加者の少ない中、高値圏でのこう着感強い展開

<今週は、上値を試す動きがあってもこう着感の強い展開>
 先週末の12日(金)は、△184円の16919円と2ヶ月ぶりに16900円台を回復し、チャートでみると過去の累積売買高が膨らんでいる16550~16850円を突破し、ザラ場ではSQ値の16926円、7月21日の戻り高値16938円を突破し、25日移動平均線と75日移動平均線がゴールデンクロスし、柴田罫線でも買転換となっていることで、上値を試す形といえます。しかし、一方で為替は依然として輸出企業の現時点での確保したい最低水準の1ドル=105円を下回っており(それが継続すればいずれ下方修正となる可能性)、ファンダメンタルズからは上値は追えない状況です。株価というものは基本的に需給関係という側面があり、日銀のETF買いや今後の追加緩和の可能性があり、又、アメリカの金利引き上げは根強く、日米金利差からの円売り期待もあり目先は下値は堅く、上値は17000円水準を突破することができれば(その場合は、カラ売りの買戻しによる上昇圧力加わる)18000円へ向かう可能性があります。

 今年になっての相場の動きは、2月1日の17905円をつけて、2月12日の14865円まで急落し、大きくは15000~18000円のボックス相場の中の動きといえます。この中で最近の相場は15000~17000円の往来相場となっていますので、17000円(より確実には17100円水準)を突破できれば、18000円を目指す上昇の可能性がでてきます。逆にこれが不発に終わればアメリカ株式の最高値更新後の調整となった場合は、最悪、往来相場の下限の15000円まで下げる可能性もあります。但し、16000円水準も下値のフシとなっており、ここでいったん反発の可能性も高いといえます。どうなるかは、その後のアメリカ株式と為替の動向によります。当面は17000円を突破できるかどうかの正念場といえます。

 現時点では、チャート上は上値を試す形となっているものの、夏休みで市場参加者も少なく、特に海外投資家は9月5日のアメリカのレイバーデーが過ぎるまでは本格的な資金流入は限られているとみられます。そうであれば上値を試すにしても上値は限定的で、こう着感の強い展開となりそうです。何か悪材料がでても下値ではETF買い期待が下支えとなり下げは限定的といえます。

 本日15日(月)は、先週末のアメリカ株式はマチマチの動きで、為替は101円台の円高となっていることで前場は▼53円の16866円で寄り付き▼75円の16844円まで下げるものの売り一巡後はETF買い期待を支えにプラスに転じて△0.79円の16809円と小幅続伸しました。しかし。後場には再びマイナスに転じ▼50円の16869円で引けました。夏休みから市場参加者は極端に減少し、売買代金は1兆5701億円と今年2番目の低水準、出来高にいたっては12億4377万株と約2年4ヶ月ぶりの少なさとなっています。

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