矢作建が高値頑強、中長期で他の建設株と違う動きを見せるか

 矢作建[東1](1870)は、12日に957円(+9円)と4営業日続伸、16円高の964円と買われています。

 大成建[東1](1801)は今3月期第1四半期決算発表後に売られ25日移動平均線の下に位置していますが、矢作建[東1](1870)は今3月期第1四半期純利益は22億6500万円(前年同期比5.7倍)の大幅増益着地で8日に年初来高値968円と買われた後も5日移動平均線がサポートする形で高値圏で頑強な動きとなっています。

 矢作建[東1](1870)の場合、2027年に名古屋―品川間を結ぶリニア中央新幹線開業に伴い名古屋鉄道主導で進められる名古屋駅周辺の再開発事業に対する工事の受注が期待されています。名古屋鉄道、近畿日本鉄道、三井不動産は、総事業費約2000億円で名古屋駅に地上50~60階建ての大型複合ビルを建設する計画で、名鉄の関係の深い矢作建(東1:1870)に対する関心は高まると見られます。

 また、同社の耐震技術に対する評価は高く、全国で3,000件以上の施工実績があります。東京都における緊急輸送道路沿道建築物の耐震化義務化でも恩恵を受けると見られます。

 チャート的には、週足では13週移動平均線がサポートしていますし、700円割れで下値を固めた感はありますから、昨年10月22日につけた上場来の高値1190円を奪回する可能性はあります。

 7月に1345円の年初来高値と買われた松井建[東1](1810)のように、他の建設株と違う動きを見せるか中長期的な視点で追跡していきたい。
 
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