2016年8月1日時点での主要市場見通し

花の一里塚~市場見通しサマリー

2016年8月1日時点での主要市場見通し

zu0主要
 

基本シナリオと見通し数値について

 大枠のシナリオに、前号から変更はない。

 世界の経済状況を見回すと、引き続きもっとも安心感が高いのは米国だ。ただしそうした見解を背景に、米国株は既に割高な水準まで買い上げられており、今後は短期的な調整の可能性が高いし、一段と大幅に株価が上昇することも難しいだろう。とは言っても、基調としては、世界の株価のなかで、昀も堅調に推移すると期待される。こうした米国の状況は、世界的に株式投資に対する安心感を与えようし、現水準からの米ドル高・円安にも寄与すると見込まれる。

 そうした楽観的な長期的展望のなかで、特に日本株と米ドル円相場については、当面上昇した後、年末年始に向けて一旦調整色を強める、との見解にも変わりはない。変更点としては、「7月日銀による大規模な追加緩和→8月政府の経済政策発表」という展開を前提に、7~8月が日本株の一旦のピークと見込んでいたところを、「8月政府の経済政策発表→9月日銀による大規模な追加緩和」と状況が変化した(ある意味先送りされた)ことにより、9月頃が日本株のピークであろうと、時期を変更した。日経平均の昀高値の水準は、18000円台のどこかという形で、変更はない。

 すなわち、

日経平均であれば、

足元→9月高値:18000円台のどこか→今年末~来年初:17000円割れ→来年6月:2万円超え

米ドル円相場であれば、

足元→8~9月高値:110円台前半のどこか→今年末~来年初:110円割れ→来年6月:115円程度

といった動きと考えている。

 予想レンジについては、2016年12月までの予想レンジについて、日経平均の下値リスクが限定的になったと考え、レンジ下限を上方修正した。他に変更はない(下線太字部は変更箇所)。

日経平均株価(円) 15000~19000 ⇒ 16000~19000
10年国債利回り(%) -0.3~0.3 ⇒ 変更なし
米ドル(対円) 100~115 ⇒ 変更なし
ユーロ(対円) 110~125 ⇒ 変更なし
豪ドル(対円) 73~90 ⇒ 変更なし

2017年 6月までの予想レンジは、一切変更がない。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事

 
 
みんかぶマガジン> 全ての記事> 市場解説・相場展望> 2016年8月1日時点での主要市場見通し