分析手法
個人投資家がシステムトレードを行う場合は、主にテクニカル分析を利用することが一般的です。テクニカル分析では、過去の価格データを基に値動きの習性を分析したり、統計的な分析を行ったりします。
テクニカル分析では定石と呼ばれる取引手法がいくつかあり、How to本を書店でも見つけることができます。しかし、巷にあふれるHow to本の通りに運用すれば資産は増えるのでしょうか。結論から言えば、実際に試して見なければ分かりません。しかし、過去のデータを使ってシミュレーションしてみることはできますので、実践してみましょう。
良い売買戦略を作成する上でシミュレーションは欠かせません。つまりバックテストです。
バックテストとは、過去の株価データ等を用いてシミュレーション売買を行い作成した売買戦略の妥当性を検証することです。バックテストについては後程解説することにして、システムトレードを行う場合にどのような市場で、どのような銘柄を選択すべきかを解説します。
システムトレードでの銘柄の選択
システムトレードで取引を行う銘柄を選択する上では、銘柄の取引量を考慮することが重要です。例えば、取引量が極端に少ない銘柄を売買した場合、自分の売買注文によって株価が変動してしまったり、思ったように注文が通らなかったりするためです。
つまり、取引量が極端に少ない銘柄については、後述するバックテスト等を用いて現実に即した検証を行うことが難しい為、システムトレードで売買するには適さないと言えます。
取引量が少ないか、多いかは、実際にバックテストを行う際に投入する資金量との関係で現実的か否かを判断します。 その他、市場参加者の母集団(機関投資家、個人投資家、外国人投資家など)や貸借銘柄であるかどうか、空売りが可能であるか等を考慮する必要があります。








