今週は、来週の23日のイギリス国民投票を控えリスク回避続く

(指標)NYダウ

 先週の予測では、前週末の雇用統計の悪化を受けて利上げの警戒感はなくなるものの、雇用への不安から戻りは弱くイギリスの国民投票を前に上値は重いとしました。

 結果的には、6月利上げの警戒感が後退したことで、戻りを試す動きが優先し週始めから反発して始まり、6月8日(水)には18016ドルと1ヶ月ぶりに18000ドル台を回復しました。しかし、その後イギリスの離脱リスクを織り込む動きとなり、2日連続安となって17865ドルで引けました。

 今週は、6月14~15日にFOMCがありますが、すでに6月利上げ見送り濃厚で織り込んだ上昇となっているため、イギリスのEU離脱を問うも国民投票の結果待ちとなり、リスクを回避するために利益確定売り優先となる可能性が高いと思われます。下げた場合に、まず17500ドルを守れるかどうかがポイントとなります。
 
NYダウ06-13
 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、5月の雇用統計の悪化を受けて6月利上げがなくなったものの、年内利上げはあるのかに関心は移るとし、イエレン議長の講演に注目としました。ドルが戻しても6月23日にイギリスの国民投票が控えていることで、リスク回避の流れからドルは弱含む(円高)になるとしました。105~108円のレンジを想定。

 結果的に、5月の雇用統計が悪化して6月利上げ観測は後退したものの、6月のイエレン議長の講演で「条件合えば利上げが適切になる可能性がある」としたことで、ドルは107.90円まで買われました。しかし、日本の1-3月期GDPが上方修正されたことで日銀の緩和期待が後退し、イギリスの国民投票へのリスク回避の円買いもあり、106円台後半の円高で引けました。

 今週は、FOMCや日銀金融政策決定会合を控えているものの、来週にイギリスのEU離脱問題を問う国民投票があることから、日米金融政策の据え置きとなって失望売りから、ややドル安・円高の流れが続く可能性が高いと思われます。105~107円のレンジを想定。
 
為替06-13
 

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