アメリカ早期利上げ期待で円安進行継続で戻り試すが上値は限定的

(指標)NYダウ

 先週の予測では、早期の利上げ観測から5月17日に17529ドルで柴田罫線では短期の売転換となり、5月19日に17331ドルまで下げて反発となりましたが、当面は戻り売りとなって上値は重いとし、17500ドルをはさんだ±300ドルのレンジを想定しました。
 結果的には、原油高、欧州株高、経済指標が予想を上回ったことで、金利引き上げ懸念よりも経済の回復が期待され、5月24日(火)は△213ドルの17706ドル、5月25日(水)は△145ドルの17851ドルと想定したレンジの上限17800ドルを上回ってきました。ここから上値は重くなって5月26日(木)▼23ドルの17828ドル、5月27日(金)は△44ドルの17873ドルとなっています。柴田罫線では、現在の売転換が買転換になるためには5月10日の17934ドルを終値で上回ってくる必要があります。
 今週は、30日(月)はメモリアルデーで休場となりますが、週末の6月3日(金)の5月の雇用統計をはじめとして経済指標の発表が多く、その内容を受けて利上げの見通しがどのように変化するのか注目となります。5月の雇用統計が予想を上回れば、6月利上げ観測も高まり、相場はこれを織り込む動きとなります。上昇する場合は、17934ドルを終値で上回れるかどうかがポイントです。
 
NYダウ05-30
 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、6月利上げ観測の高まりで、ドル高・円安方向が継続とし、110円台は戻り売り多く戻り売りをこなすことができれば、4月28日のドルの急落前の水準である111円台半ばを目指すとしました。
 結果的には、日本の4月貿易黒字額の拡大で、一時109.11円までの円高となるものの、6月利上げ観測根強く、すぐに110円台回復さらにイエレン議長が早期利上げの可能性に言及したことで、週末は110.45円までドルが買われ引けは110.24円でした。
 今週は、週末の6月3日に5月雇用統計を控え、ドルは底堅い動きが想定されます。もし雇用の改善が示されると6月利上げを織り込む展開となり、111円台後半まで買われる可能性があります。但し、OPEC総会で減産合意できず原油価格が下落するとドル高一服となります。
 
為替05-30
 

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