アメリカ早期利上げ期待で円安進行継続で戻り試すが上値は限定的

<円安継続すれば、日経平均も戻り試すが上値が限定的>
 今週は、28日(土)に安倍首相が麻生財務大臣ら政権幹部に消費増税を2019年10月まで2年半再延期すると伝達したと29日に報じられたことで好感され上値を目指すものの、かなり織り込まれているとみてよく、むしろアメリカの早期利上げ期待からのドル高・円安がポイントとなります。5月のSQ値を突破したことで、次は17000円大台挑戦となり、その上は17200台となります。

 チャートの上値のフシとしては、16900~17000円は過去の累積売買高が大きいところですので、現在の市場ボリュームで突破できるかどうかとなります。目先の需給関係からみても外資系のファンドなどは17000円のコールを売り、16000円のプットを売っていますので、円安進行がなければ16000~17000円の中のもみあいが6月10日のSQ前日まで続く可能性があります。もし17000円を突破できれば17000円のコールの投げがでて17200円ぐらいまでの上昇の可能性はあります。

 今週は、週末にアメリカの雇用統計を控え利上げ実施の思惑や、OPEC総会が予定されており、原油生産調整が合意できないようですと、すでに足元のフシである1バレル=50ドルを回復したので、いったん調整入りも考えられます。今週も戻りを試したあとは様子見ムードで主力株は動きにくく中小型株の動きとなるかもしれません。

 本日30日(月)は、消費増税延期がほぼ決定的となり、これはかなり織り込んだ感じですが為替がアメリカの早期利上げ観測からドル高・円安が継続しており後場には111円台前半までの円安となったことで、日経平均先物が一段高となり、17000円台を回復して17068円の高値引けとなりました。ただし、売買代金は年初来の低水準を更新しており、薄商いで売り物薄の中を、上昇していることになります。 柴田罫線のチャートをみると、17048円を突破すると17233円、その上は4月25日の17613円となりますが、そうなるには補正予算の規模のサプライズ、もしくは日銀の追加緩和などが必要と思われます。市場ボリュームが増加しないまま上昇すれば、ちょっとした悪材料で急落のパターンとなりますので注意が必要です。

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