学研HD[東1](9470)、テーマ性・業界再編思惑から注目したい低位材料株

 27日の東証1部市場では、東芝[東1](6502)が値上り率上位に入り1月4日の年初来高値262.8円を更新しました。

 26日付でJPモルガン証券が投資判断を「アンダーウエート」から「オーバーウエート」に格上げ、目標株価を220円から330円に引き上げたことを材料視されました。

 不適切会計に背中を押されたことで、結果的に産業電機セクターで最も収益構造が変わったと指摘。特設注意市場銘柄からの解除を実現するためには更なる構造改革が必要で、体質強化が継続するとの観測を好感しました。

 昨年11月に大物仕手筋が相場操縦で逮捕で低位材料銘柄を物色する流れが途絶えた感はありましたが、半年が経過。

 加えて、ALBERT[東マ](3906)にインサイダー取引疑惑が浮上してから、マザーズの上値が重くなった感があります。

 夏の参院選は6月22日公示で7月10日投開票の日程で実施する方針ですが、3月本決算が出揃いましたし、低位材料株は物色の圏外に置かれていたため、日柄調整十分の低位材料株に見直し機運が高まる土壌と言えます。

 テーマに乗り、好業績の低PBR銘柄は、底上げの余地はあると見ています。

 例えば、学研HD[東1](9470)。介護離職ゼロ、子育て支援関連として注目される可能性はあります。

 同社は、今後5年間で国内でのM&A(合併・買収)に100億円を投じる方針で、成長分野と位置付ける高齢者福祉・子育て支援事業や、主力の教室・塾事業を強化しています。

 高齢者福祉事業では、同グループの学研ココファンが、サービス付き高齢者向け住宅の企画・開発・運営をしていますので、全国に40万人以上と言われる特別養護老人ホームの待機者の解消や、在院日数の短縮による退院患者の在宅復帰先としての機能も期待されています。

 子育て支援事業では、保育事業として学研ココファン・ナーサリーの保育所、認定こども園を運営。学童事業として学びあう学童ステーション「学研キャンパス@セレオ八王子」において、小学1年生~6年生を対象に学校の宿題や算数・国語の教材を中心に、学校の勉強の補完と学習の習慣化を図っていることが注目されます。

 足元の業績ですが、今9月期第2四半期営業利益は26億8900万円(前年同期比2.1倍)と通期計画を上回り順調に推移しています。

 また、同社株については、通信教育講座「Z会」の増進会出版社(静岡県長泉町)傘下の栄光ホールディングスが同社株を462万(4.2%)、学童保育施設の運営を始めた市進ホールディングスが338万株(3.1%)、明光ネットワークジャパンが284万株(2.6%)保有していますから、業界再編思惑が折に触れ増幅すると思われます。

 PBR0.71倍と割り負け、チャート的には、25日移動平均線(251円)をサポートラインに250円を軸としたもみ合い上放れ方向となっていますから、注目度は高まると予想されます。

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