今週は、SQを控え方向感のない動きか

(指標)NYダウ

 先週の予測では、経済指標が予想を下回るものが多くアメリカ景気に不透明感がでてきたことで、高値圏でのもみあいとなりそうだとしました。

 5月6日(金)の雇用統計が予想を上回ればドル買い、株売り、予想を下回ればドル売りとなるものの、株価はもみあいとし、レンジを17500~18000ドルに想定しました。

 結果的には、目先の下げすぎの反動から5月2日(月)は△117ドルの17891ドルと反発するものの、その後は世界経済への懸念、週末の4月雇用統計の様子見から反落となり、雇用統計の非農業部門雇用者数の予想が大きく下回ったことを受けて、一時17580ドルまで下落したものの全体としては、それほど悪くないとの見方から△79ドルの17740ドルで引けました。17500~18000ドルのレンジ内でのもみあいとなりそうです。

 今週は、先週末の雇用統計の結果を評価する見方と、そうでない見方から株価は大きな上下動となりそうです。雇用統計の結果から6月利上げがどうなるのかヒントをえようとしていますが、今のところ6月利上げ見送りとする見方が多いものの、FRB幹部の中には6月利上げを主張するものもあります。今週も17500~18000ドルのレンジ内の動きを想定。
 
NYダウ05-09
 

(指標)ドル/円

 4月29日(金)に日銀の追加緩和見送りの流れの中で、さらにアメリカの為替政策で日本を「監視リスト」に指定したことで、106.28円まで円高が進行しました。これを受けて麻生財務相が手を打つと発言したことで、円高一服も想定されるが戻りは限定的としました。

 結局、日本市場が休場の間にドル/円は105円台に突入した後、107円台に戻すという荒い動きとなりました。5月3日(火)には、中国やイギリスの経済指標を受けて世界的な経済悪化でリスク回避の円買いが高まり、1年半ぶりに1ドル=105円へと突入しました。しかし、麻生財務相が訪問先のフランクフルトで強い円高けん制発言をしたことで107円台まで戻し5月6日(金)は雇用統計が全体的には悪くないとの見方から107.11円で引けました。

 今週は、一時1年半ぶりに1ドル=105円台の円高となりましたが、黒田総裁、安倍首相、麻生財務大臣が急激な円高に対しては介入も辞さないという口先介入したことで、円高一服となって107円台まで戻しました。今週は基本的には円高の流れにありますが、目先は105台は抵抗ゾーンとなり、多少戻りを試す可能性があります。106~109円のレンジを想定。
 
為替05-09
 

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