今週は、SQを控え方向感のない動きか

<今週は、SQを週末に控え方向感のない動きか>
 今週は、今月下旬に伊勢志摩サミットを控え財政投資への期待はあるものの、決算がピークを迎え週末はSQが控えていることで方向感がつかみにくいところとなります。又、4月の雇用統計は全体としてはそれほど悪くないという見方になっていますが、非農業部門の雇用者が市場が予想していた数字を大きく下回ったことでFRBの6月利上げの機運がさらに遠のいたとの見方から一時106円台半ばまで円高が進みました。目先は円高が進んでも伊勢志摩サミットを控え政府・日銀の介入期待もあることから円高一服となりそうですが、中期的には4月29日(金)のアメリカの為替政策で「監視リスト」に日本を指定したことで円高基調は続く可能性があります。

 現状の110円を大きく下回る円高では、16000円水準は買うにも売るにも中途半端な位置といえます。現状の円高では下値抵抗ラインは15500円、15000円、14800円(2月12日の安値14865円)となります。

 柴田罫線では、5月2日に16147円で売転換となったことでチャートでは終値ベースで15700~17600円のボックス圏に入った形であり、このボックスの下限の15500~15700円のゾーンが1つ目の買いゾーンとなります。このゾーンを切って15000円を試すのは為替の円高が105円を切るかどうかにかかってきます。海外で大きな悪材料が出なければ5月末に伊勢志摩サミットを控えており、今週は方向感のない動きとなっても来週ぐらいからは財政投資への期待から戻りを試す動きになる可能性があります。その場合でも、追加の金融緩和がなければ16700円水準からは上値は重くなります。

 本日は、ゴールデンウィーク明けの相場でしたが、これまで6日続落で合計1465円下げていたことや、先週末のNY株高や円高一服を受けて、△119円の16226円と自律反発して始まりました。一時△186円の16292円まで上昇するものの、上げ幅を縮小し△52円の16159円まで押し目を入れました。その後は値頃感から買い戻し優勢となって△109円の16216円で引けました。ただし、出来高17億1849万株、売買代金1兆7317億円と薄商いの中の自律反発でした。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事

 
 
みんかぶマガジン> 全ての記事> 市場解説・相場展望> 今週は、SQを控え方向感のない動きか