アベノミクスは、なぜ失敗したか?

何が国を守るか?

 私の父は52歳で死んだ。予科練11甲飛出の零戦乗りで、死ぬまで戦闘機や、海軍魂の話をしていた。その後の人生の方がはるかに長いのに、本人にとっては人生最大の出来事だったのだろう。63歳で死んだ姉は少なくとも一時、反戦活動をしていた。共に、胃癌だった。

 父が子供の頃の私に行った教えは3つだけ。2つだったと長いこと思っていたが、そう言えば、もう1つあったと思いだした。「時間厳守」、「犠牲的精神」、「兄弟仲良く」だ。3つ目は、2年前に姉が死んでから思い出した。

 「時間厳守」と「犠牲的精神」は、全く別物のように聞こえるが、そうではない。時間を守ることは、相手の時間を大事にすることだからだ。言葉では何でも言える。相手の時間を貴重なものと思っているならば、相手のことを大事に思っているならば、人は時間に遅れない。大袈裟に言うと、そうなる。

 私も、学校や会社などは随分遅れたが、人との待ち合わせでは、遅れた時を1つ1つ覚えている位だ。遅れないようにするには、早く着きすぎるしかない。自分の時間を犠牲にしないと、時間厳守はできない。

 とはいえ、「犠牲的精神」の教えは、難しい。自分より人を優先できるかと言うと、未だに自信がない。もっとも、若い頃から死に方については考えてきて、誰かのお役に立てて、かつ残された身内が納得できる死に方ができればと考えている。しかし、これは自分を含め、人が決めることではない。

 「兄弟仲良く」は、毛利元就の「三本の矢」に近い。親は先に死ぬから、親孝行などは考えなくていい。親が死んだ後は、兄弟が残るから、仲良くして助け合えと教えてくれた。今なら「私自身の家族と兄弟」仲良くと言っただろう。

 私は何よりも、子供たちと、その家族を守りたい。その意味で、安倍首相が最優先課題としているように思える、安全保障や憲法にも関心はある。

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