今週も、週末に日銀短観やアメリカ雇用統計を控え17000円をはさんだもみあい

<連休明け大幅上昇となり、その後は17000円をはさんだもみあい>
 先週の予測では、連休明け後の上昇のあとは薄商いの中をもみあいとなって個別物色相場になるとし、17000円をはさんだ±200円のレンジを想定しました。結局、連休明けの22日(火)は△323円の17048円となり、23日に17142円まで上昇したあとは17000円の攻防となり、24日(木)は16843円まで下げて17000円を割り込み、週末の25日(金)は円安を好感して17002円と17000円を回復して引けました。

 3連休明けの22日(火)は、NYダウの7日続伸、原油価格の回復、円高一服、中国株式のフシ目の3000Pを2ヶ月ぶりに回復など良好な相場環境から全面高となって△323円の17048円となりました。しかし23日(水)は17142円まで上昇したあとは、前日にベルギーでの連続テロでNYダウが小幅反落となっていたこともあり、利益確定優勢となって▼47円の17000円で引けました。24日(木)はアメリカ株安、原油安を受けて、一時▼186円の16843円まで下落し、▼108円の16892円の続落となりました。しかし、週末の25日(金)はアメリカ市場でセントルイス連銀総裁や、アトランタ連銀総裁などの早期利上げの発言もあり、又、原油安の進行で円が113円台となってきたことで日経平均は輸出関連株中心に買い戻され△110円の17002円と17000円台を回復して引けました。しかし商いは今年の最低水準で推移しており上値を目指せる市場ボリュームにはなっていません。

 25日(金)の欧米市場は、祝日で休場のためアメリカ市場では24日(木)のNYダウ△13ドルの17515ドルが週末の終値となり、シカゴの日経先物は△50円の16770円となりました。

<なぜ110円台にのせる円高基調となっているのか>
 3月18日(金)には、為替は1ドル=110.82円の円高進行となりました。その背景には16日(水)のFOMCで2016年の金利見通しを大幅下方修正したことで、12月時点での年4回の利上げが2回程度に半減するとの見通しとなり、ドル売りが加速したためと言われています。しかし、基本的にはスピードがどうであれ利上げの流れは変わらず、日米金利差はいずれ拡大していくと思われるのに、急速な円高となった動きがこれだけでは説明ができません。たとえば日本の国債はマイナス金利導入のため利回りはマイナスですが、アメリカの国債利回りは1.9%です、常識的にはドルが買われて、ドル高・円安の方向になるはずです。

 現時点では、イギリスのEUからの離脱懸念で、欧州からのリスク回避の円買いとなっているようです。イギリスが離脱となるとギリシャ、イタリア、ポルトガル、スペインなのどの離脱懸念も高まり、再び債務問題が再燃してユーロの政治経済の混乱が予想されます。そこでリスク回避の円買いが進行しているといえます。であればイギリスの離脱問題が解決すれば逆の動きとなって円売り・ドル買いに転換することになると思われます。アメリカでは、16日のFOMC以降、FRBの多くのメンバーからは、早ければ4月にも利上げが正当化される可能性(アトランタ連銀総裁、サンフランシスコ連銀総裁)がコメントされています。アメリカ株式は、利上げ後退を材料に上昇してきましたので、アメリカ株式がどう反応するのか、又、日米金利差期待から円安がどこまで戻れるのか注目となります。 当面は110~115円のレンジが想定されます。

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