最後の10年をどう生きるか~ヘルシーエイジング

・あずさ監査法人の「成長企業倶楽部」で、武藤真祐氏の話を聴いた。武藤先生は、医師で医学博士、欧州有数のMBAを取得し、米国の医師と公認会計士の資格も有している。現在32歳であるが、日本の終末医療も含めて、超高齢化社会にICTで医療、介護、生活の革新的プラットフォークを構築しようと実践している。もの凄いパワーである。

・武藤先生は内科医でカテーテルを専門としてきた。宮内庁で陛下のプライマリードクターを務めた後、マッキンゼーで経営コンサルタントとして働き、自ら医療法人を立ち上げた。さらに、日本の制度の中では、イノベーションがスピードアップできないと、シンガポールでヘルスケアの法人をスタートさせた。

・私自身にとっても切実な問題提起がなされた。現在年間に110万人が亡くなっており、生まれる人より死ぬ人の方が多い。これがいずれ160万人~170万人に確実に増えてくる。アクティブシニアにも死は訪れる。110万人のうち、病院で亡くなる人が90万人、自宅で亡くなる人が20万人である。筆者が生まれた頃は80%が自宅で亡くなっており、1970年代後半に逆転した。

・人生、最後の10年は必ず助けが必要となる。健康寿命と本当の寿命には10年の差がある。この時をどう過ごすか、社会の仕組みとしてどう支えていくか、が最大のテーマである。100歳を過ぎても老後が不安だといって、1000万円持っていても使わない人がいる。6割の人は自宅で死にたいと思っているが、現実には病院に入院し、管がいっぱい付いてしまう。

・自宅で看取ることが難しい。なぜか。介護の負担が重いからである。家族は病院におく方が安心できる。在宅医療は2006年から制度化されているが、まだ不十分である。病院の医療費は高齢になるほど、ぐんとかかってくる。自宅の方が費用は安く済む。治療(キュア)とケアは異なる。治療の後には、必ずケア(気持ちも含む見守り)が必要である。

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