(3034)クオール
四季報2015年冬号によると、調剤薬局は買収含め出店55(前期32)、退店20メド。新薬効果や新規客増加で既存店好調。コンビニ併設店や駅ナカも順調。MR代行の採算改善し前号より増益幅拡大。17年3月期はM&Aと新店攻勢で稼ぐが薬価引き下げ響き利益伸び悩む。
第三者割当での無担保転換社債型新株予約権付社債で100億円調達。在宅調剤など既存店投資やM&A充当。
1月28日決算発表。2016年3月期見通しは営業利益、経常利益ともの上方修正。
2014年2月4日の551円の安値から600円をはさんだもみあいとなったあと、上昇トレンド(A)となりました。この中で2015年3月6日の1278円まで上昇後、4月28日の1004円まで押し目を入れ、角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で2015年8月4日の2267円まで上昇し、ここでピークとなって9月11日の1455円まで下落し、10月6日の1890円の戻り高値をつけたあと1300~1800円のボックス相場(C)入りとなりました。この中で2月12日(金)の日経平均の15000円割れに連動し1281円の下ヒゲを出して2月17日に1429円で買転換となっています。
(8065)佐藤商事
四季報2015年冬号によると、電子材料が車載機器向けにやや減退。が、鉄鋼と非鉄金属はトラック向けが伸びを支える。利ザヤ安定。人員増負担を補い、営業益横ばい。17年3月期は建設機械向けの回復鈍いが、物流効率化が寄与。
民事再生法申請の鋼材加工会社(トラック関連主に年商約12億円)を15年8月譲受、工場所在の川崎市に新会社設立。仙台支店を11月閉鎖し、福島支店に集約。
2月3日決算発表済み。
2012年11月12日の472円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成していました。この中で2015年3月24日の872円をピークに下落となり、9月11日の683円の安値をつけ12月2日の838円まで反発となりましたが、ここか2番天井となって上昇トレンド(A)を大きく下に切って今年の2月12日には600円の安値をつけました。チャート上は中期の上昇トレンド(A)を下に切って戻り売りの形ですが現水準は高配当で割安です。