高配当銘柄で乗り切る相場

 年初から、荒れた相場展開で、疲れが出ている投資家も多いことだろう。しかし、まるでこの展開は去年のデジャヴを見ているようだ。去年もやはり中国の状況が不気味で、日経平均は、年明け早々に17000円を割れ、1月半ばまで、17000円を中心に行ったり来たりし、いつ崩壊するかわからないような相場展開だった。

 今年は、去年より少し状況が悪いが、それがかえって良いような気がする。去年のような「得体の知れない不気味な状況」ではなく、今年は、原油価格、上海市場の急落、という明確なメッセージがあるからだ。

 去年の相場(日経平均の動き)を、年初のレポートで、ほとんどドンピシャで当てた私としては、今年はプレッシャーがかかるが、実のところ、こんな年初に18000円を割り込むとはあまり思っていなかった。

 政治的にも経済的にも方向性が定まらない3月頃までは、相場はボックス圏を動くだろう。しかし、その価格レンジが昨年思っていたよりも下へ想定する必要がありそうだ。

 問題は、5月からのサミット(それを睨んだ、原油政策の動きと、日銀の金融政策)、そして、7月の参院選、11月の米大統領選だ。日本ウォッチャーの投資家のほとんどは、この4月から7月までの期間が、今年の日本市場の稼ぎ時だと思っている。

 特に5月頭のG7エネルギー相会議、そして、翌月のOPEC総会で、原油価格が上昇に転じれば、ここでもう一度、金融的大相場が来る可能性がある。

 そこが今年のハイライトだ。この4か月間で儲けてしまえば、大金を持って8月のオリンピックをゆっくり楽しむことができる。

 ただ、7月までにいったん、大型株は手じまったほうが良いような気がする。米国が原油輸出国となる、という出来事が、良いことしか頭に無い人たちが、今後は世界経済が立ち直る、と言うが、そこまで甘くはないだろう。米国の産油国、原油輸出国化は、現にいまのような原油価格の急落を呼んだ。さらに、今後、政治的な影響が出てくるだろうが、それは大統領選挙が終わるあたりからだろうか。

 いずれにしても、米中のパラダイムシフトが起こす市場の変化は、まだこれから顕在化する。

 しかし、このことは、心配すべきことではない。相場の質が変わるだけだからだ。それまでの生みの苦しみは、当然、受け入れなくてはならず、そしてまた、その中にもチャンスがある。

 まず、相場全体が不調のときは、配当利回り銘柄を中心に買うのが良いだろう。そのような、究極のバリュー投資が、おそらく、次の展開を呼び込む。

フォーバルテレコム(9445)
学究社(9769)
蔵王産業(9986)
スーパーツール(5990)

 こういった銘柄を、一度タイミングを計ってみてはいかがだろうか?4月からの、「最後の金融相場」の前に、手堅い銘柄をいくつか持っておくのも良いだろう。
 

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