2016年1月4日時点での主要市場見通し

花の一里塚~市場見通しサマリー

2016年1月4日時点での主要市場見通し

 
00見通し
 

基本シナリオと見通し数値について

2016年の投資環境は、個別性が強いものの、極めてゆっくりと明るさを増そう、
~ただし日本株は年央髙、円相場は年後半ボックス推移

上記の表題は、前号(2015年12月号)をほぼ引き継いでいる。2016年の世界市場のシナリオも、全く変更はない。

以下は、前号と繰り返しの部分が多いが、2016年の投資環境は、全体観としては、極めて緩やかではあろうが、改善を持続しよう。ただし個々の企業、産業、国において、個別性が強く、明暗が分かれよう。
日米共通に、雇用の改善などに支えられて、緩やかな景気回復基調は損なわれていないと考える。ただし米国は、ドル高が重石となって製造業が冴えず、それが設備投資の抑制を引き起こしている。日本は、為替面では米国と逆にかつてと比べての円安にもかかわらず、複合的な要因で、輸出数量が減退している。
欧州は、一段と悪化するような状況にはなく、これまでの金融緩和の効果もあって、少しずつ底入れ持ち直しの動きをみせるだろう。新興諸国も、全般には2015年に比べ、実質経済成長率の持ち直しが見込まれる。ただし個別国の成長率の格差は大きいままと予想され、インドなど比較的堅調な経済成長が期待できる諸国と、ブラジル、ロシア、中国など状況が悪い諸国に分かれる。
そうしたなか、世界の株価、外貨の対円相場、米国等の長期金利は、傾向として、経済実態に沿った緩やかな上昇基調が見込まれる(すなわち、たとえば主要国の株価は、2016年初より2016年末の方が高いだろう)。

ただし、日本の株価は、7月の参議院選挙までは概ね上昇基調をたどろうが、その後は2017年の消費増税への懸念も前倒しで織り込むと想定され、株価上昇の勢いを失おう。
また、米ドル・円相場については、米国は米ドル高の悪影響を警戒しており、一方の日本でも、中小・中堅企業中心に円安による輸入物価上昇に対して懸念が寄せられていることもあって、米ドルの対円での上値余地は最大129円辺りまでに限られよう。まだ日米景気格差・金利格差が大きいため、若干の米ドル高・円安の余地があると見込むが、2016年後半は、125円を中心としたボックス圏内での推移を予想する。

世界市場の大きなテーマとしては、経済実態面では、種々のリスクを加味すると、2016年も依然として、先進国優位、新興国劣位、という状況が続こう。ただしそうした状況(特に米国経済の安定性が際立っているという点)は、市場に既に相当織り込まれていると考えられるため、いつか物色が先進国から新興国に移行する局面がありうるだろう。ただし、その移行のタイミングは定かにはわからない。また、そうした物色に流れの変化が起こるのは、もしかすると今年ではなく、2017年以降かもしれない。

具体的な予想レンジの修正については、2016年6月までのレンジについて、足元の相場状況を踏まえ、日経平均株価と国内長期金利について、予想レンジ下限だけを下方修正した。
2016年12月までの予想レンジについては、修正は全くない。

2016年6月までの予想レンジについて、下記の修正を行なった(下線太字部は変更箇所)。

日経平均株価(円) 19000~23000 ⇒ 18000~23000
10年国債利回り(%) 0.3~1.0 ⇒ 0.25~1.0
米ドル(対円) 115~130 ⇒ 変更なし
ユーロ(対円) 127~145 ⇒ 変更なし
豪ドル(対円) 85~105 ⇒ 変更なし

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