■郵政3社の次はJA中央か、日本郵政[東1](6178)と雪印メグ[東1](2270)が高値

 前週4日、全体相場が売り優勢となる中、日本郵政[東1](6178)が1989円と買われ連日の上場来高値更新、雪印メグ[東1](2270)が3060円と買われ2日につけた2990円の上場来の高値更新と堅調な動きを見せました。

 日本郵政は、2日に3億8330万株(8.5%相当)の自社株買い実施するとの発表を材料視。雪印メグ[東1](2270)は、みずほ証券が投資判断を「買い」継続で、目標株価を2830円から3790円に引き上げたことを材料視したものですが、信用取組倍率0.65倍の好需給をテコに買戻し主導となりました。

 もっと深く掘り下げて見た場合、こんなことも浮かび上がってきます。

 11月に郵政3社が無事上場を果たしましたが、次に控える大型上場は全国農業協同組合中央会(JA全中)と見る向きがありますので、その時が来るまで郵政3社は政策的な意味合いからも堅調地合いが続くほか、JA全中が保有している上場銘柄の底上げも続くとの思惑が底流にあるようです。

 TPP加盟によって日本国内の農業は打撃を受けると懸念されているだけに、JA全中は早期に株式会社化し上場を果たすことによって、財務体質の強化を図り、難局を乗り越える必要があると見られています。

 JA全中が保有しているコープケミカルは、丸紅系の片倉チッカリンと10月1日付で合併して片倉コープアグリ[東1](4031)に生まれ変わりました。発表があった2月にはコープケミカルと片倉チッカリンが急動意付きましたので、JA全中が保有している銘柄については再編思惑から市場の関心が向いています。

 雪印メグですが、JA全中が9,237千株(13.05%)保有する筆頭株主ですから、当然水面下で主幹事争いが行われることも想定されますので、前哨戦としてレーティングカバーする証券会社が増えるとの憶測が飛び交っても不思議ではありません。TPP加盟を前に次の再編の目玉との見方も膨らんだと思われます。

 また、この日はJA全中が26,527千株(30.49%)保有するクミアイ化[東1](4996)が前10月期利益予想の増額を好感した買いが入り、上場来の高値奪回を視野に入れていますから、全般軟調展開となる中逆行高していたJA全中保有銘柄は俄然目を離せないという感じです。

 そのほか、出遅れ感のあるところでは、JA全中が801千株(2.67%)保有している北興化[東1](4992)でしょうか。前11月期利益予想を増額済みで、今期予想PER8倍台・PBR0.73倍と割安感もありますから、今後押し目は中長期で注目したい銘柄でしょう。

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