大倉工[東1](4221)、住友化の次期中計・有機EL投資で恩恵大

 前日2日、大倉工[東1](4221)は、14円高の387円と3営業日続伸、18円高の391円と買われ4月21日につけた年初来の高値 378円を更新し堅調です。

 住友化[東1](4005)が1日に都内で開いた事業説明会において、2016年度からスタートさせる3カ年の次期中期経営計画で年7%の利益 成長を目指すと十倉社長がコメントしたことが株価を刺激した面があります。

 化学工業日報社では「ICTやライフサイエンス分野など技術や販売で優位性を見込める得意分野に経営資源を集中し、 事業強化を図る。利益だけでなく規模も追う方針で、農業分野などでM&Aを含む大型投資を機敏に行う。積極投資を続けながら、ROEは今年度見込む10% を安定的に実現していく。」と伝えています。

 米アップルがiPhone新モデルに有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)パネルの採用を決めたことで、住友化学グループが手掛けるタッチセンサーパネル偏光板の素材が大きく伸びると自信を見せたほか、これを機に中型のタブレットやテレビなどにおいても有機ELパネルを採用する動きが 拡がると十倉社長は期待を込めてコメントしたようです。

 住友化は有機EL事業では、昨秋一般照明用市場を狙って有機ELパネルのコストを現状比1/15に削減する一方、発光効率 は100ルーメン/ワットにまで高めているほか、パネルサイズも現在の10センチメートル角を2倍程度に大型化することで施工性の改善を図るなどしていま すので、有機ELパネルの生産において価格競争力で優位に立つことが可能と思われます。

 2日は、住友化による追加出資が計画されている田中化[JQ](4080)が急動意付くなど動きが見られましたが、大倉工においては、住友化と 共同出資しているオー・エル・エス有限会社(資本金10億円)で、偏光板を製造していることが注目されます。

 大倉工の新規材料事業における光学機能性フィルム関連製品の過半は住友化への販売ですから、住友化が有機EL素材に積極投資を進めた場合、大倉 工の業績は中長期には飛躍的に上向く可能性 が膨らみます。

 住友化が481万株(7.7%)保有する筆頭株主で、外国人持株比率は7.4%と低く、外部環境の影響を受けにくく、需給面は良好と言えます。

 株価は、2014年3月安値281円、本年8月25日に年初来安値288円と売り直されて下値を確認してから上昇しています。。一株純資産は 650円ほどありますから、14年7月高値427円抜けとなれば、13年5月高値475円奪回から本格的な上昇局面も視野に入りそうです。

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