2015年12月1日時点での主要市場見通し

花の一里塚~市場見通しサマリー

2015年12月1日時点での主要市場見通し

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基本シナリオと見通し数値について

2016年の投資環境は、極めてゆっくりと明るさを増そう、
~ただし日本株は年央髙、円相場は年後半ボックス推移

今号から、予想期間を2016年末までに延長した。

2016年の投資環境は、極めてゆっくりではあるが、改善を持続しよう。

日米共通に、外需製造業劣位、内需非製造業優位、というまだら模様を全般的にはらみながらも、雇用の改善などに支えられて、緩やかな景気回復基調にあると考える。欧州は、景気が低迷しながらも、一段と悪化するような状況にはない。新興諸国は、インドなど経済状況が比較的堅調な国と、ブラジル、ロシア、中国など状況が悪い国に分かれるが、全体として経済実態については、2016年は底固めの年となろう。

そうしたなか、世界の株価、外貨の対円相場、米国等の長期金利は、経済実態に沿った緩やかな上昇基調が2016年内は見込まれる。ただし、米国は米ドルの一段高を容認しがたい状況にあり、米ドルの対円での上値余地はほぼ120円台(最大129円超えまで)に限られ、年後半はボックス圏内での推移となろう。また日本の株価は、7月の参議院選挙までは概ね上昇基調をたどろうが、その後は2017年の消費増税への懸念もあって、勢いを失おう。

世界市場の大きなテーマとしては、経済実態面では、先進国優位、新興国劣位、という状況であるが、それを市場が十分に織り込んだ後、どこで先進国から新興国に物色が移行するか、という点であろう。そのタイミングは定かにはわからないし、それが起こるのはもしかすると2016年ではなく、さらに先かもしれない。

具体的な予想レンジの修正については、2015年12月までのレンジは、予想期間が短くなったことに対応して、レンジを狭めた。2016年6月までのレンジについては、国内長期金利、ユーロ、豪ドルを下方修正し、米ドルを微調整した。

具体的に、2015年12月までの予想レンジについて、下記の修正を行なった(下線太字部は変更箇所)。

日経平均株価(円) 18000~21000 ⇒ 19500~21000
10年国債利回り(%) 0.25~0.9 ⇒ 0.25~0.5
米ドル(対円) 115~127 ⇒ 120~127
ユーロ(対円) 130~145 ⇒ 127135
豪ドル(対円) 83~100 ⇒ 8595

2016年6月までの予想レンジについては、下記の修正を行なった(下線太字部は変更箇所)。

日経平均株価(円) 19000~23000 ⇒ 変更なし
10年国債利回り(%) 0.6~1.7 ⇒ 0.31.0
米ドル(対円) 110~130 ⇒ 115~130
ユーロ(対円) 135~160 ⇒ 127145
豪ドル(対円) 90~110 ⇒ 85105

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