古河機は大手ゼネコンに続くか、南アルプストンネル工事で恩恵

 今週18日に大成建[東1](1801)、大林組[東1](1802)、清水建[東1](1803)、鹿島[東1](1812)の大手ゼネコン株が年初来高値更新と買われました。前週14日で4-6月期決算の発表が一巡し、手掛かり材料が乏しい中、上値を伸ばしたことは今後の物色動向を占う意味でも注目される。

 鹿島[東1](1812)を除き2006年の高値を抜いています。足元で4-6月期決算が好調に推移していることに加え、中長期では2027年品川―名古屋間開業をめざすリニア中央新幹線の建設や2020年東京オリンピック・パラオリンピック開催で工事の受注が見込まれることから、買い安心感を与えました。

 ここから物色の範囲に広がりが見られるとすれば、リニア中央新幹線関連と思われる。

 リニア中央建設の目玉、山梨、静岡、長野3県にまたがる南アルプストンネル。全長約25キロメートルで世界有数の規模。品川―名古屋間の総工事費約5兆5千億円(車両を含む)のうち土木関連が約4兆円を占めるといわれており、建設機械の需要が増加すると見られる。

 ただ、足元で建設機械は、中国景気や資源価格の影響を受けやすくなっており、銘柄を選別する必要に迫られるが、特に注目できるのは古河機[東1](5715)だろう。

 同社は、道路や鉄道の山岳トンネル掘削に多くの実績を持つトンネルドリルジャンボ、岩盤掘削やコンクリート破砕に使用する油圧ブレーカ、土木工事や露天掘りにおいて岩盤に孔をあけるクローラドリルなど、トンネル工事に欠かせない総合さく岩機メーカーとして世界のトップスリーの一角を占めている。国内で圧倒的なシェアを誇るトンネルドリルジャンボは、高速道路や新幹線などのあらゆるトンネル掘削工事に貢献した実績は光る。

 株価は、24か月移動平均線(213円)をサポートラインに2013年9月高値265円を起点とした保ち合いを上放れし、2005年12月高値349円を視野に入れている。足元の業績は、今3月期第1四半期営業利益は23億2600万円(前年同期比75.7%増)と好調。前週末の信用残は、売残が42万3000株増加し、108万4000株。一方の買残は2万7000株減少し、298万1000株。買残はピーク時の709万6000株(5/1)から大きく減少し、需給は改善されており、上値追い姿勢を強めるか市場の関心を集めそうだ。

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