インドの露天商

(以下、引用)
あるところに働き者の露天商がいた。彼は、インドの路地等でよく見かける露天商である。高利貸から1万円を借りて、商売をしている。上限金利などの規制は実質的にはないとして(話をわかりやすくするために)、1年後にはそれを1万円の利息を乗せて2万円にして返さなければならないとしよう。インドの露天商にとって1万円はちょっとした大金だ。

その露天商は、無事、売り切ることができたとしよう。売り上げは1万200円で、200円の利益を出すことができた。1日100円で家族を食べさせることもできるので、残りの100円を貯蓄に回せる。この露天商は安心して家路についた。

毎日安定的に薄利でもよいから、少しずつ稼ぐことが大切だ。この露天商は働き者なので、1日わずか200円でも、年間365日間これと同じことを繰り返すことができる。

 200(円)×365(日)=7万3000(円)

営業利益の総額は7万3000円にも達するのである。このうち3万6500円は、家族を養うために使ってしまっている(100円×365日)ので、手元には3万6500円しかない。さらに、1万円は利息として高利貸に支払う必要がある。それでも、手元に2万6500円が残るわけだ(借り入れの元本の1万円はその年の最終日の売り上げから捻出)。

こうなれば、翌年からは高利貸に頼る必要はないため、利息の負担もなくなる。自己資本で今年と同じことを繰り返せば、大成功することは間違いない。
(引用ここまで)
参照:デルもお手本にした「インドの露天商」
http://bizgate.nikkei.co.jp/article/89461715.html

(以下、矢口)
この露天商は1万円で商品を仕入れ、1万200円で全部売り切るので、在庫は抱えない。粗利率は2%にも満たない(200÷10200)が、1年後には上記のような手元資金を抱えることになる。

そして、翌年は6500円を貯蓄や投資に回し、残る2万円で商品を仕入れ、2万400円で全部売り切ると、400(円)×365(日)=14万6000(円)で、生活費を26%アップの4万6000円に引き上げても、手元資金が10万円残る。そして、その翌年は10万円で仕入れると。

ポイントは2万円で商品を仕入れたなら、2万400円ででも全部売り切ることだ。それができれば、仕入れ額を毎日300円(400円-生活費)近く増やすことができるので、複利効果で年末にはもっと多額の手元資金が残る。

実は、短期トレードによる利益の積み上げも、露天商の商いに似ている。例えば、運用資金10万円でも、毎月2.5%ずつの運用益を複利運用で積み上げることができれば、1年後には13万4489円に、8年後には107万0264円に、10年と2カ月で200万円を超え、30年後には7億2542万3367円となるのだ。

運用資金500万円で始めれば、30年後には362億7116万8373円にもなる。

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