【特別インタビュー】現在の東京市場は“爆騰前夜”。チャートの中にある真実を多くの投資家に届けたい!

━━そうした確固たる投資助言スタイルを築き、活動をしている橋本さんですが、そもそもこの世界に入ったきっかけはどのようなものなんですか。

photo2 実は、最初に就職したのはイトーヨーカ堂なんです。紳士服売り場のチーフなんかをやっていましたよ。それがある投資コンサルタントの方に出会い、話を聞いているうちにがぜん興味が掻き立てられた。それまでは多くの人たちと同じで、全く株のことなど興味が無かったのですがね。
 それで株の本を読み漁りながら自分なりのチャートの勉強をして、78年に共立リサーチという会社に入り、投資助言の世界に足を踏み入れました。そこで経験を積み、「投資の世界で生きていこう」と心に決め、84年に投資顧問会社・フューチャー出版を立ち上げたのです。
 日経平均が5000円ぐらいの頃ですよね。当時は、「株の予想屋」なんて言われて、世間の投資助言に対するイメージもあまり良くなかったのですが、私自身はそう思わなかった。むしろ、お客さんと確かな信頼関係を築くことができれば、素晴らしい職業だと考えていました。
  アメリカでは、投資助言業は顧客の財産を守る大切な職業だと社会的に認知されています。命を守るのが医者で、権利を守るのが弁護士、投資顧問はそれに並ぶような高いステイタスを築いているのに、日本ではそうではない。でも人にどう思われようが構わない。自分の信じる道を行こうと考えて、今日までやってきたわけです。

━━70年代と現在では、市場環境も大きく様変わりしていると思います。長年のキャリアを持つ橋本さんは、現在の状況をどう捉えていますか。特に当時と比べると、外国人投資家の存在感が大きくなっていますね。

 投資家の主体が外国人になったと言っても、基本的に株式市場は変わらない。海外の資金が入って、単に市場規模が大きくなっただけだと思います。ただ、相場の仕掛け人が、かつては仕手グループだったのが、今は外国人になった。どんな相場でも必ず仕掛け人はいますが、その主役が交代したということでしょうね。
 でも日本の個人投資家の意識が変わりつつあるのは確かだと思います。アメリカでは多くの国民が、株式市場に何らかの形で関わっていますが、日本ではわずか5%程度の人しか株式市場に参加していなかった。それが401Kの普及やアベノミクスもあって、状況は大きく変化しつつあるのではないかと感じています。

━━目先では日経平均2万円が定着するなど、久々の良好な相場が続いていますね。

 私はずばり、現在の東京市場は“暴騰前夜”を迎えていると見ています。ただ、まだ抑制された上昇相場です。私のチャート分析でいくと、ピークは9月25日、日経平均は2万4000円、TOPIXは1800ポイントを超えるところまで上昇するでしょう。
 でも個人投資家は残念ながら個人投資家は皆、売りに回っていますよね。高所恐怖症というか、高値掴みをするのではないかと怖がっている。信用買い残の水準から見てまだまだ上昇の余地があるのですが。
 とは言え、今後もずっと上がり続けるわけではない。これからしばらくは上昇しますが、信用買い残の水準が一定のラインを超えると、ドーンと下落する可能性が高い。今も昔も変わらない、相場のリズムなんですよ。

━━なるほど、相場のリズムですか。では最後に、ジャパン・ストック・トレードの投資助言責任者として、全国の投資家に橋本さんの“想い”をお伝え下さい。

 成果報酬型の投資助言を30年以上続け、現在は縁あって出会った信頼できる若い経営者とタッグを組み、思う存分、自分の信じる投資助言を展開しています。私の今の目標は、この会社を「日本一の投資助言会社にしたい」ということなんです。私は正直、現在活動している投資顧問会社の多くは“ニセモノ”だと感じています。そして、うぬぼれかもしれませんが、私たちこそは“ホンモノ”だと信じています。
 昨年から始めたこの会社もお蔭様で、現在、会員が日増しに増えていますが、その一人一人の信頼を勝ち取るために、皆さんに成功体験を与えたい、と強く思っています。私は投資助言のサービスを受けるお客さんは、信頼にお金を払うものだと思っていますから。
 相場に上がり下がりはつきものだし、いつの時代も、多くの個人投資家にとって、株というのは売るのも買うのも怖いもの。特に“売り場”を見極めるのが最も難しい。でも勝負時に勝負をしなければならないのが株式投資の世界。そんな勝負時に、力強く背中を押してあげるのが、投資顧問の重要な役割だと考えています。

《編集後記》
 実際に“橋本罫線”と呼ばれる手書きのチャートを拝見した。力強い筆跡で書き込まれたグラフには、相場の動きが一目で分かるシグナルが詰め込まれ、これさえあれば波動が一瞬で理解できるという。素人目でその内容を理解するのはなかなか難しいが、毎日書き加えられるという100枚以上のチャート用紙の束は圧巻だ。
「自分の中では、まだまだチャート分析の手法が完全に確立されたとは思っていない。現時点で完成度は60%ぐらいで、これから100%を目指したい」。便利な機器やあふれる情報の中、あくまでも己のスタンスで株式市場と向き合い、自身の投資助言技術の向上を目指す橋本さんには、本物のプロフェッショナルとしての誇りを感じずにはいられない。

(みんかぶ編集部)

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