【特別インタビュー】どの銘柄を選ぶかということより自分の投資スタンスに応じた“必勝パターン”を見つけることが重要

━━1998年に独立され、会社を設立されたそうですね。

 退職後、日本に導入されたばかりのISO認証取得のコンサルティング業務を手掛ける会社を設立して活動したのです。紆余曲折あって、その会社は落合正美さんが創業したインデックスに売却したのですが、私自身も取締役として合流し、IPOやIR業務を担当しました。その後、玩具メーカー大手のタカラ買収に携わり、同社の取締役としてタカラとトミーの経営統合を実現させ、2007年に退職し、現在の日本マネジコを設立した、という流れです。
 これまで証券会社の立場からしか市場を見ていませんでしたが、この間は上場企業の経営者の立場から証券市場を見ることになった訳で、多角的な視点を養うための得難い経験ができたと思いますね。

━━株を売る立場、発行する立場とご経験され、残るは買う立場ですね。

 日本マネジコでは、ISOなどの研修やIRサービス、企業のファイナンスへのコンサルティングを主に展開しているのですが、併せて、2007年からは個人投資家として上場企業への直接投資も始めました。でも個人投資家の立場となると、これまでとはまるで違うんですね。証券業界の内情は良く分かっているつもりでしたから、人よりはうまくできるつもりでしたが、そんなことは無い。かえって、知らなくてもいいような余計な話も耳に入ってきてしまうから冷静な判断ができない(笑)。
 そこで、余計な情報に惑わされないように、一から株式投資のスタイルについて勉強し直し、投資のスキルを磨き、自分なりの必勝パターンを確立して成果を残せるようになった、というのが実際なんです。

━━堀さんは毎週、「週足十字線」銘柄を発表していますが、これなども必勝パターンへのヒントという意味があるんでしょうか。

 そうですね。多くの個人投資家の方々は、株式投資というとまず、個別銘柄を探そうとします。もちろん、これは間違いではないのですが、その前に自分がどのような投資スタンスを望んでいるのかを明確にすることが大切だと思うんです。
 長期に渡って株式を保有し続けるのか、それとも比較的短い期間でてっとり早く儲けたいのか。そのスタンスによって、銘柄の選び方、つまり必勝パターンも異なります。
 チャート上で「十字線」を示す場合は、売り買いが拮抗している状態を示していますから、今後、相場が大きく動く可能性が高い。私が毎週発表している「週足十字線」銘柄は、下落中の銘柄の反発を狙ったもので、日足より週足の方が確率が高いと言われています。1週間から1か月といったレンジで投資するには、誰にでも理解しやすい、最適の指標の一つだと考えています。
 実際、最近の結果を見ても、ここで抽出した銘柄を保有すれば平均で30%ぐらいの利益が出ているのではないかと思います。株式投資をするのなら、やみくもに個別銘柄を探そうとするのではなく、自分の投資スタンスを明確にして、必勝パターンをつくっていただきたい。その分かりやすい一例として、あえてこの指標を使い、皆さんにお伝えしているという訳です。

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