プリマハム(2281)

先週末、プリマハム(2281)が公募増資と第三者割当増資を公表しました。それを受けて、月曜日に株価が急落しました。そこで、この増資と株価の関係について考えてみました。

ファンダメンタル分析における増資に対する基本的な考え方は、せっかく短絡的に売ってくれる人がいるのだから、積極的に買いというスタンスです。もちろんこれは、その企業に前向きな資金需要がある場合に限ります。過去においてもこのような投資スタンスで成功することが多くありました。

最近で思い当たるのが、昨年11月のトリドール(3397)の増資と売り出しです。同社に関しては当コラムでそれ以前から推奨していました。その時の記事です。
https://money.minkabu.jp/47045

この時の株価がどうなったか、見てみましょう。増資&売り出しの発表は11月11日でした。当日に年初来高値を更新していて、引け値が1,498円でした。そして、翌日の寄り付きは1,400円と急落して、引け値が1,396円でした。しばらくその辺りで推移したのですが、公募価格決定日の引け近くに急落し1,356円で引けて、公募価格は3%ほどディスカウントの1,315円でした。この辺りは、公募を引き受けをしようというヘッジファンドが動いたような匂いがします。もちろんそれは本当かどうかはわかりませんが。

その後、払込日まで株価はやや弱含みで推移し、払込日の引け値が1,295円、翌日ざらばで1,246円まであって、その翌日の引け値は1,390円でした。その後はほぼ一本調子で上げて、1ヵ月もしないうちに1,700円を付けました。

もちろん、このような特殊な状況がなく普通に株に投資をしても、その後の業績動向でパフォーマンスは影響を受けます。つまり、増資で下がったところで買っても、株価はその後の業績動向で変わります。しかし、業績とは関係なく、参加者が条件反射的に深い考えもなく売っているわけですから、チャンスであることには変わりません。

プリマハムは食肉加工業界の万年4番手以下の会社から、収益面ではいよいよ業界2番手まで来ました。これは、食品業界では珍しく、製造コスト差で同社のシェアが急上昇しているためです。ただし、ほんの10年前までつぶれる寸前でしたので、いまだに機関投資家などがあまりフォローしていません。そのため、今回の増資でむしろ、同社に注目する投資家が増えるのではないかと見ています。

さて、プリマハムの今後の株価はどうなるでしょうか。詳細はこちらのレポートで解説しています。同社の当面の業績の見方と、増資の意味、位置づけなどを解説しました。
http://cherry100.mods.jp/ra/s/861

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