注目される防災銘柄と、知名度が上がったドローン

 4月21日、首相官邸で小型無人飛行機<ドローン>が発見され、テロ騒ぎにまでなったことはまだ記憶に新しい。アナリストの中では、実は昨年から、この「ドローン」を株式市場のテーマの一つとして押そう、という動きがあっただけに、こんなことでドローンの知名度が急上昇したことを、どう捉えたら良いか、微妙な感じになっている。

 ドローンは、無人で飛行し、高性能のカメラやセンサーなどを取り付けることで、様々な用途が考えられる、新しいツールだ。アマゾンが宅配用の利用を検討している、という話もあるが、その他にも、敷地内のセキュリティ用途、環境測定値の管理など、あらゆる用途が考えられる分野である。しかし、首相官邸での事件により、その商用利用に関する規制が厳しく設定されるのではないか、という懸念が、出てきてしまった。

 ところが、そのドローンにまたしても注目がいく状況が作られつつある。それが、昨年来続出する、火山活動の活発化だ。昨年9月の御嶽山噴火以来、それに触発されたように全国の火山活動が活発化している。

 気象庁による、5月4日現在の情報では、

レベル3.(入山規制)御嶽山、桜島、□永良部島
    (入山危険)西之島
レベル2.(火口周辺規制)吾妻山、草津白根山、三宅島、阿蘇山、諏訪之瀬島、霧島山
    (火口周辺危険)蔵王山、硫黄島
レベル1.(平常)  十勝岳、秋田焼山、薩摩硫黄島、九重山、箱根山

 これだけの火山に、少なくとも「動き」がある。GWだというのに、箱根山では火山性地震が続いているらしい。こういった動きは、非常に不気味で、最早、いつまた大きな噴火が起きても不思議ではない。
 火山の噴火予知を行うには、もっと精度が高い観測データが必要だが、それを収集するには、人の近づけない火口近辺で収集することが必要になる。この際に注目されるのがドローンだ。ただし、例えば首相官邸で見つかったようなドローンでは、火山の熱や風などによって、安定したデータ収集ができない。そこで、エンジンを搭載した、より安定した能力を持つ無人飛行機が、防災用途で注目されそうだ。

防災関連銘柄

 ヤマハ発動機(東証1部7272)2822円
 「大型ドローン」で実績があるのは、ヤマハ発動機(7272)だ。
ヤマハ発動機の自律航行型無人ヘリ<RMAX-G1>は、すでに、上記の現場のうち、三宅島、霧島、桜島、そして伊豆大島で、難しい作業に挑戦し、成功をおさめている。
同社は、本業も好調で、株価も下値模索に入っているが、ほぼ底値に近い状況に入ってきたように思われる。

 応用地質(東証1部9755)1564円
 地質調査大手だが、火山モニタリングをしている。2009年から2010年にかけ、全国42の火山に地震計を設置した。昨年は、小型ガス観測装置を発表し、より立ち入ることが困難な場所でのデータ収集ができるようになった。
株価は、高値から6か月間にわたり下落してきており、そろそろ出直りの時期にある。

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