2015年1月5日時点での主要市場見通し

花の一里塚~市場見通しサマリー

2015年1月5日時点での主要市場見通し

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基本シナリオと見通し数値について

2015年の世界経済・市場の展望の大枠に、変更はない。
すなわち、実体経済面では、各国の明暗の格差が強く残りながらも、米国を中心として世界経済は緩やかな持ち直し軌道にあると考える。このため世界市場の年を通じてのトレンドは、国、産業、企業ごとの差が大きいものの、総じて株価上昇、長期金利上昇、外貨高・円安方向であると予想する。
しかし引き続き、中国・ブラジル等、新興主要国の景気減速・低迷懸念が残り、地政学的リスクからも目を離せない。これに加えて、主に下記の3つのリスクを指摘したい。
1)原油価格の一段の下落と、それがロシア等産油国経済に多大な悪影響を与える可能性。
2)米国の利上げそのものより、それを材料とした米国債市場発の種々の市場の混乱。
3)国内金融政策に対する期待と実際のギャップ発生。
特に2)、3)については、年後半(早ければ5月以降)の世界市場のかく乱要因となる恐れが高い。2015年の世界市場は、小波乱を交えながらも年前半は穏やかだと見込むが、年央以降に大きな混乱が生じる局面も懸念される。
このため、あわてて国内株式や外貨(特に米ドルの現水準は高すぎる)の上値を買い上げることはせず、押し目を丹念に拾う投資姿勢を薦める(逆に、予想したような株価や外貨の下振れが生じた場合、あわてて売らないことも肝要だ)。

具体的な予想レンジの修正については、2015年6月までの予想レンジについて、これまで予想していたより国内長期金利の低下が進んだため、レンジ下限のみを下方修正する。他に修正はない。

すなわち、2015年6月までの予想レンジを、前号(12月号)から次のように修正した(下線太字部は変更箇所)。
日経平均株価(円) 16500~21000 ⇒ 変更なし
10年国債利回り(%) 0.45~1.5 ⇒ 0.25~1.5
米ドル(対円) 105~122 ⇒ 変更なし
ユーロ(対円) 135~150 ⇒ 変更なし
豪ドル(対円) 95~120 ⇒ 変更なし
2015年12月までの予想レンジについては、前号からの修正は一切ない。

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