(4061)電気化学工業
四季報2014年秋号によると、搬送テープ、蛍光体など底入れ感。得意の高速鉄道関連フル操業だが、クロロプレンの市況回復鈍い。ヒアルロン酸も計画未達。セメント値上げでも会社数字過大。触媒設備の売却益。100周年記念配。
11月10日決算発表済み。通期予想変わらず
2012年10月3日の223円で底打ちとなり、11月16日の263円で買転換が出現、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(B)→(B´)を形成しました。この中で12月2日の444円で当面のピークとなり、下降トレンド(C)へ移行していました。今年の10月17日に325円の年初来安値をつけて悪材料を織り込んで反発し、11月10日に382円で買転換出現となっています。押し目買いの形です。
(5707)東邦亜鉛
四季報2014年秋号によると、製錬は主力の亜鉛市況が足元2300ドル(2100ドル前提)の一方、豪ラスプ鉱山が3割減産。鉛・銀の低位品に加え、意外に豪ドル安が進まない。資源部門の収支均衡危うい。増益だが前号よりも減額。
11月7日決算発表済み。通期予想変わらず。
2012年8月7日の233円を安値に安値圏で三角保ち合い(A)を形成し、上放れとなって2013年2月4日の419円まで上昇、350~400円の間でもみあったあと6月27日の261円まで下げて、再び大きな三角保ち合い(B)を形成ししました。この煮詰まりつつある中で今年の5月13日に350円で買転換が出現し、押し目を入れているところです。その後は、5月30日に333円まで押し目を入れて反発し、三角保ち合いの上放れとなって8月5日の516円まで上昇しました。ここをピークに大幅下落となり、10月21日には337円の行って来い状態まで下げ、10月24日に361円で買転換となって戻りを試す形となっています。
(8840)大京
四季報2014年秋号によると、管理や流通は件数増の反面、店舗拡張など先行費用が圧迫し迫力不足。第4四半期偏重の分譲は13%減の3300戸と抑制だが、採算重視徹底と棚卸評価損消滅で利益率上向く。のれん特益消える。
10月31日に決算発表済み。通期予想変わらず。
2011年9月26日の安値110円からの上昇トレンド(A)の中で、2013年4月22日の419円まで上昇。ここをピークに下落となって6月27日の262円まで下落、その後反発して7月16日の333円、9月19日の330円とダブル天井を作って再下落となり、結局下降トレンド(B)を形成する形となりました。この中で、今年の10月17日に173円の年初来安値をつけて反発し、11月14日に211円で買転換となりました。但し、下降トレンド(B)の中の動きであり、上値斜線が上値抵抗ラインとなっています。