過去に捉われるな!

チャートは過去の値動きの記録。相場では最高値、最安値だけでなく、直近の高値、安値も重視する。ファンドマネージャーやディーラーたちは、値ごろ感や値覚えなど、過去の価格を重視する。とはいえ、相場で生き残るには、常に未来志向でなければならない。

いい思い出も、辛い思い出も、死ぬ時にはみな同じ。善いことも、悪いことも、過ぎ去ればみな同じだ。今あるものを大切にするには、忘れることも大事なことかと思う。

塩漬け対策

昔買った銘柄が、未だに大きな評価損を抱えている。しばしば「どうしましょうか?」との相談を受ける。

評価損は抱えてはいけない。実現損は過去の損だが、評価損は過去を引きずっている損で、どこまで膨らむか分からないからだ。そう答えると、「では、売るしかないのでしょうか?」と聞かれる。そうとも言えない。

損切りは、評価損が膨らまないために行う。その為には、売り買いを始めた時点で、前もって損切る場所を決めておく。例えば、谷越え確認で買うのなら、谷底だと思った安値を下抜けた時、自分の見方が間違っていたことが分かる。買った根拠がそれだけなのなら、下抜けでは売らねばならない。そうして損失額を限定する。

テクニカル的に、谷越え確認の方法はいくつもある。私の場合には、ほとんど最小限の根拠でも買うことが多い。なぜなら、確認に時間をかけていれば、損切った時の損失も大きくなるので、挽回が大変になるからだ。

一方、疑わしいような谷越え確認でも、買うことがある。それは下抜けも想定内として、買い下がり感覚で買う時だ。そんな時は、下抜けても損切らない。そうする銘柄は、ファンダメンタルズが抜群で、どうしても買いたくなってしまうような銘柄だ。それで、私も評価損を抱えることがある。もっとも、ナンピン買いは行わない。買い下がり感覚では、他の上げそうな銘柄を買う。リスク分散になるからだ。

損切りは、評価損が膨らまないために行う。大きくなってしまった評価損を実現していては、挽回が困難になる。損切ることで過去の損に追いやっても、挽回する気力も体力もない場合がある。

私の場合は、毎日、谷越え確認の銘柄を探すことにしている。毎日、塩漬けの銘柄と、勢いのある銘柄とを比較し続ける。あの時点で塩漬け銘柄を売って、入れ替えておけば今頃は、、、という思いを繰り返し、繰り返し、味わうことになる。そして、いつかたまらずに入れ替えが完了し、塩漬けで苦しんでいた過去が、馬鹿げたものに思えてくる。

未来志向でないと過去の損は挽回できない。未来に向かえる刺激があると、過去の損はいつの間にか忘れてしまう。

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