新日鐵住金系物色が続く、次のターゲットにトピー工業が急浮上

 6月10日の東証1部市場で、日鉄住金テックスエンジ(東1:1819)が、6日につけた年初来高値460円を更新。昨年11月高値466円を突破しもみ合いを上抜く方向となっています。
 新年度に入り2ヶ月以上経過していますが、日経平均株価がいまだ戻りの域と思われる中、新日鐵住金(東1:5401)系銘柄を物色する動きが見られています。4月24日に不動テトラ(東1:1813)、5月21日に大平洋金属(東1:5541)、5月27日に大阪チタニウムテクノロジーズ(東1:5726)が年初来の高値更新と買われていましたが、日鉄住金テックスエンジ(東1:1819)がそれに続く動きです。
 チタン製造再編について産業競争力強化法に基づく税制優遇の認定が手がかり材料となった大阪チタニウムテクノロジーズ(東1:5726)。前期土木・地盤改良・ブロック事業の受注増を好感した不動テトラ(東1:1813)。ウクライナ情勢の緊迫化を背景としたニッケル市況高がフォローと受け止められた大平金金属(東1:5541)。日鉄エレックスと経営統合、新日鐵住金の設備投資の増加見通しからエンジニアリング事業の受注拡大が見込まれる日鉄住金テックスエンジ(東1:1819)と新日鐵住金(東1:5401)系銘柄を物色する流れが続いています。
 その新日鐵住金(東1:5401)は、2012年10月に新日鐵と住金が合併。本年4月1日には進藤孝生副社長が社長に昇格。前14年3月期は純利益では韓国ポスコを上回り、鉄鋼会社で首位。新日鐵と住金の製造ラインの統合などシナジー効果が出始め今15年3月期飛躍が期待出来る状況と言えます。
 アベノミクスの恩恵を背景に復調する同社ですが、技術力やコスト削減だけが、国際競争力を高める方法ではなく、子会社や関連会社、関係会社などの適正な資産評価といったストック面でのフォローも不可欠と思われますので、保有株式の底上げも必至と見られます。
 何か新日鐵住金系銘柄に好材料が出た場合、新日鐵住金本体のバランスシートの良化につながりますから、割安感があればそれなりの水準訂正が十分期待される状況といえます。
 ここから特に注目されるのは、新日鐵住金が4818万株(20.0%)保有している、トピー工業(東1:7231)でしょう。ソフトバンク(東1:9984)が、ロボット事業に参入することから、ヒーハイスト精工(JQ:6433)や菊池製作所(JQ:3444)などロボット関連が急騰しています。ロボット事業の比率は低いですが、トピー工業は見直されると予想されます。
 同社が建設機械の足回り技術と大学の最先端ロボット工学を生かし、床下・設備点検ロボットや災害救助ロボットを手がけているほか、福島第一原発の復旧支援を行う探査ロボットを東京電力に貸与していることなどが、大きく見直される可能性があります。
 足元の業績、今3月期純利益36億円(前期比88.0%増)、年間配当も4円(同2円増)と前々期並み水準への回復を見込んでいますが、今期予想PER12倍台・PBR0.48倍と割安感が顕著です。175円以下で下値を固めた感がありますので、200円台乗せから本格的なリバウンド相場入りとなるか注目されそうです。

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