日本のデフレは止まるのか? 労働市場からの考察。

 日本は過去約20年にわたり、デフレスパイラルに苦しんできました。アベノミクスでは、大胆な金融政策、財政政策、そして成長戦略により、デフレからの脱却を目指しています。では、本当に日本のデフレは止まるのでしょうか?
 デフレスパイラルには様々な要因が関係しており、かつそれらがお互いに影響を与えあうことで生じています。そのため、一つの要因だけを取り出してデフレが止まるかどうかを結論付けることは困難です。その限界を理解した上で、ここではデフレスパイラルの中で非常に重要な役割を果たしていると考えられる労働市場・賃金の動向を取り上げたいと思います。結論を先に言うと、これまでの賃金下落を支えてきた構造は変局点に来ており、アベノミクスをきっかけとして、デフレ脱却に成功する可能性は高いと考えています。

 最初に、過去の賃金指数(労働者一人当たり現金給与総額の名目指数)の動向を見てみます。2005年から2006年に小幅な上昇があったものの、1997年をピークにほぼ一貫して低下が続いており、2013年にはピークから13%程度減少しています。

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 この賃金水準の低下はどのように生じたのでしょうか。パートタイム労働者と一般労働者(パートタイム以外の常用労働者)に分けた賃金指数をみてみます。先ほどの労働者全体の賃金水準とは異なり、パートタイム労働者、一般労働者毎の賃金水準に大幅な下落は見られません。

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