サンマルクホールディングス(3395)

企業経営というのは大変な話です。特に上場企業の経営者は衆人環視の中で経営を行っていかなければなりません。しかも、右肩上がりの業績を期待されます。その意味では、これが未上場企業であればずっと楽でしょう。

しかも、利益を増やせばいいというものでもありません。社員に過度な負担を強いたり、パート・アルバイトまで過酷な労働環境におくなど、反社会的な経営は許されません。

もっとも、この20数年間、日本企業の停滞感が強まる中で、アングロサクソン的な合理主義経営が幅を利かせていたことも確かです。つまりは、経営のためであれば、非合法との境目まではOKというような節操のなさです。その点、日本企業は甘いといわれていましたが、機械的にパートが管理される米国アマゾンの労働環境の話などを伝え聞く限りは、本当にそれでいつまでも続くのだろうかという気にさせられます。

そういった点で、最近特に日本では労働人口の不足によって、これまでのようなマンパワーを好き放題使う経営が成り立たなくなる兆候が出ています。典型的にはゼンショーやワタミで、労働環境の過酷さからパートが集まらず、閉鎖店舗が相次いでいます。そういった企業と同列にしていいかどうか微妙な面はありますが、ユニクロのファーストリテイリングもこれまでの人事政策を変更するようです。

さて、そんな中にあって、人材を作ること、社員・パートの教育に力を入れて復活してきた会社が外食のサンマルクホールディング(3395)です。同社は1999年3月期から2008年3月期まで年率14%の利益成長(営業利益ベース)を遂げました。

しかし、その後リーマンショックを挟んだ5年間の成長率は年率0.3%とほぼ横ばいまで低下ました。もちろん、この間利益が落ちていないだけでも立派なのですが。

この間、改めて各業態を運営する経営者を育て、社員・パートに接遇研修を徹底し、また人の負担を小さくする店舗オペレーションの工夫など様々な改革を行ったことによって、前2014年3月期から再び二けたの利益成長を遂げられる体制が整ってきました。

そんな同社ですが、バリュエーションはPERで12倍と、かなりの割安感があります。大手外食が軒並み不振の中、同社のバリュエーションも足を引っ張られているように感じます。しかし、今後四半期ごとの業績で再びかつての成長性が確認されるようになれば、改めてバリュエーションの見直しが起こるのではないでしょうか。

詳細な分析レポートがこちらから入手できます。
http://cherry100.mods.jp/ra/s/754

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