第5回 テレビゲームの様な「再投資なし」の世界

今回から登場して頂く4人のトレーダーをご紹介します。

Aさんは貿易会社経営者です。雑貨を輸出入する商社を経営しています。資金は豊富で運用は豪快です。また、「どんぶり勘定」を良くします。「僕はいつも海外に行っているから、肌でわかるのだよ」が口癖の自称「ファンダメンタルズ派」です。

Bさんは専業主婦ですが退職するまで銀行の為替部門でディーラー業務を行っていました。チャートを使った超短期売が好きでレバレッジも大きいです。「コツコツ儲ける」がモットーです。

Cさんはプログラマーです。特技を生かしてシステム売買を行っています。いわゆるオタクですが、資金があまりないのでポジションも小さめで手仕舞いも早いです。「相場観を持たず、システムに従うだけ」をモットーとしています。

Dさんは公務員です。一切リスクをとるのが嫌いで全て元本保証商品で運用しています。「ギャンブルは嫌いです」が口癖です。

このコラムは「どうやって儲けるか?」ではなく「いくら賭けるべきか?」についてのコラムです。なので、4人の詳しいトレーディングスタイルを見るわけではありません。そのかわり、4人がいろんな金額で賭けた場合の結果を見ていきます。

さて、4人の典型的な収益率のパターンを見てみましょう。ここでは過去のデータを扱っているので算術平均収益率を見ます。それぞれの性格がよく現れています。

名前 勝った時の平均収益率 負けた時の平均収益率
Aさん(貿易会社経営者) +60% -50%
Bさん(元プロ専業主婦) +40% -30%
Cさん(プログラマー) +20% -10%
Dさん(公務員) +5% 0%(負ける時なし)

さて、Aさん~Cさんの勝ち負けの確率は50%とします。つまり勝率は50%です。Dさんだけはリスクを取らないので勝率100%です。さてここで質問ですが、どのトレーダーが最も「儲かるトレーダー」だと思いますか?

その答えを知るために、まず期待値を計算してみましょう。たとえば出入りの激しいAさんの期待値は以下の様になります。

期待値の計算例:Aさんの場合

(0.5×60%)+(0.5×(-50%))=5%

期待値は毎回プラス5%です。例えば10回やった場合の図はこのようになります。

図1
zu1

勝ちと負けの数が同じで、勝った時(+60%)の青い棒が負けた時(-50%)の赤い棒よりも10%分長いため、10回やると5×10%=50%分「蓄え」が出来ます。それを10回に均等に配分したのが期待値というイメージです。残りの3人の分も期待値を計算してみてください。

どうですか?そうです、期待値は全員同じ5%という設定です。

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