日本株投資「This time is different」

 ウォールストリートには「This time is different(今回は違う)」という考えは避けるべき、という有名な言葉があります。この言葉は、株価が大きく上昇したにも関わらず、今の株価上昇の背景は「今度ばかりは違う」(This time is different)、だから株価はもっと上がるはずだ、と楽観論に与し易い投資家の姿勢を戒めるものです。
 そして日本株は、今まさにThis time is different(今度ばかりは違う)が議論されています。2012年12月からスタートしたアベノミクスで、2013年にTOPIXは54%も上昇しました。好調に見える日本株ですが、過去15年は、上昇と下落を繰り返しながら、結局は高値を更新したことはなく、常に世界の投資家を裏切って来ました。過去の苦い経験から、今後の日本株市場に対し懸念を持っている投資家も多く存在します。アベノミクスの3本の矢(金融緩和、財政出動、成長政策)のそれぞれは特に新しい政策ではありません。過去も、金融、財政、経済改革は政策として活用されてきました。それでも日本経済は活性化しなかったことから、そうした懸念を持つのは当然だと思います。
 しかし、当社は「今度ばかりは“本当に”違う」と考えています。それはアベノミクスが、3本の矢の全てを同じ方向に向けた最初の内閣だからです。アベノミクスと良く比較される小泉政権と比べても、アベノミクスはパワフルです。小泉政権は2001から2006年まで続きました。その間、日経平均株価は2003年3月に底打ちし、小泉首相の任期が終わる2006年9月まで上昇しました。その後も上昇し、結果的に日本株は米国サブプライム問題が発生する2007年7月まで4年間の上昇を見せたのです。しかし、その間2本の矢は後ろを向いていました。
 図1が示すように、日本銀行は2006年から量的緩和を縮小し、政策金利を引き上げています。一方で図2が示すように、財政出動は小泉政権の全期間において縮小しています。

★図1

★図2

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