2014年1月5日時点での主要市場見通し

花の一里塚~市場見通しサマリー

2014年1月5日時点での主要市場見通し

mitoshi

基本シナリオと見通し数値について

経済環境面では、米国中心に世界経済は緩やかに回復すると考える。国内経済については、4月からの消費増税の悪影響は避けがたく、悪影響が生じること自体は既に見込まれているものの、その度合いが不透明なため、国内株価は3~4月に一旦下押しがあるだろう。しかし基調としては、世界的な景気回復を背景として、内外の株価の上昇や、長期金利(特に米国)の上昇、外貨(対円相場)の上昇を予想する。ただし国内株価の上昇率や外貨高・円安の度合いは、2013年に比べると限定的であろう。主要な外貨のなかでは、引き続きユーロに対して警戒的、豪ドルについては強気の見方を維持する。新興諸国の株価・通貨は、先進国に比べて見劣りする推移が、年前半は中心となろう。ただし年後半には、先進国市場に追い付く動きを見せる新興諸国市場が増えてくるものと予想する。

具体的な予想レンジの前号からの変更は、2014年6月末までの見通しは、昨年末のユーロ相場の上ブレを受けて、予想レンジ上限だけを小幅引き上げた。この他には、2014年12月までの見通しを含め、変更は一切ない。

以上より、2014年6月までの予想レンジを、前号(2013年12月号)から次のように修正した(下線太字部は変更箇所)。
日経平均株価(円) 14000~18000 ⇒ 変更なし
10年国債利回り(%) 0.55~1.5 ⇒ 変更なし
米ドル(対円) 95~107 ⇒ 変更なし
ユーロ(対円) 127~140 ⇒ 127~145
豪ドル(対円) 87~110 ⇒ 変更なし

2014年12月までの予想レンジについては、前号からの修正は全くない。

シナリオの背景

・全体観については、「基本シナリオと見通し数値について」で前述したとおりだ。この後、各主要市場別に予想の背景を述べたい。

1.国内株価は上昇基調だが、3~4月に下押しを見せる可能性が高い

・国内株価の2014年の展望を述べる前に、2013年末に至る上昇相場がどういった要因によるものであったかを、米ドル・円相場と並行的に振り返ってみよう(図表1)。
・まず、2012年11月頃までは、国内株価(海外株価も同様だが)は売られ過ぎ、円は買われ過ぎであった。何故相場が行き過ぎたかと言えば、「世界経済は地獄に落ちる」といった類いの悲観論が、世界で信じられたからだ(※1)。日本を含め、世界の経済が悪化するのであれば、株は買うことができない。諸外国の経済が悪ければ、それぞれの国の通貨を買うことができず、消去法的に円を買わざるを得なくなる、というシナリオが力を持ったのである。

※1 極端な悲観論を述べることが悪い、と言いたいのではない。きちんとした分析に支えられているのであれば、楽観も悲観も意見として主張するのは自由だ。ただ、2012年までの世界市場において、過去のリーマンショック、欧州財政懸念、日本国内のデフレの持続などを受けて、悲観論が極めて信じられやすい状況にあったことが重要だ。

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