フジオフードシステム(2752)

内需食品関連企業の好不調がかなり鮮明になっています。

加工食品卸売業はメーカーのコストアップにより販売促進費が抑制され、一方で自社の運営コストが下がらず、厳しい業績です。これは、川上ほど影響が大きく、メーカーも厳しい状況です。もっとも、大手食品メーカーは海外で稼ぐ体制ができていますので、そのような企業は円安メリットもあるため、業績は好調です。

最も厳しいのが低価格外食です。加工食品卸の場合は、売上高は堅調ですが、コストアップがマイナスです。しかし、低価格外食は売上高が不振なうえ、コストアップがあります。10月の既存店は、サイゼリヤ(7581)が4.2%減、ゼンショー(7550)が9.6%減、マクドナルド(2702)も9.7%減です。比較的頑張っていた王将フードサービス(9936)も5.7%減と大きな落ち込みとなっています。

それら低価格外食から需要が流れている先が、ややプレミアム価格帯のサービスです。サンマルクホールディングス(3395)、ロック・フィールド(2910)、物語コーポレーション(3097)などになります。

そんな中、11月11日に決算発表があったフジオフードシステム(2752)も注目企業の1社です。同社は12月決算企業で、上期の6ヵ月は11.4%増収ながら、営業利益は4.0%増益にとどまっていました。しかし、第3四半期の3ヵ月で見ると19.2%増収、27.2%営業増益と大幅な増益に転じています。

同社は「まいどおおきに食堂」という定食屋が中心ですが、業態のブラッシュアップに成功し、この食堂は33ヵ月連続既存店がプラスです。ただし、ここにきて脚光を浴びている業態は串家物語というバイキング形式の串揚げ店です。

ディナーは大人が2,625円(税込)、小学生が1,187円で、さらにアルコール、ドリンク飲み放題が別料金となりますから結構な客単価になります。豚肉、牛肉、鶏肉、野菜、茸、魚、ウインナー、さらにたこ焼きなど、えっというものまでどれでも好きなものを持ってきて、自分で串揚げにします。実に楽しいエンターテインメントの一種になります。

現在はショッピングセンター中心に展開していまして、休日の食事時はいつも満杯です。この業態が受けて、既存店が絶好調です。

この業態、一見簡単に真似できそうですが、そういうわけには行きません。なぜかというと、テーブルの真ん中に熱した油があるのですが、普通ならば、一滴でも水が入れば油がはねて大変なことになります。実は十数年かけて、極端に言えば、ビール瓶一本ぐらいなら入っても大丈夫な油を開発したのです。よって、流行っていてもうっかり真似したら大変なことになります。

今回9ヵ月決算ですので、累計値は14.1%増収、12.3%営業増益とそれほどすごく見えません。しかし、実は第3四半期の3ヵ月から様変わりになっているところがミソです。見かけ上すごいと、仕込む間もなく上がってしまいますが、見かけはそうでもないので、じっくりと仕込んで順調な上昇が期待できるというものです。

業績数字や月次データはこちらからご確認ください。
http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-976.html

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