ヤマハ発動機(7272)

マリン好調で収益改善
営業利益は前期比3倍へ

為替感応度の高い輸出型企業の1社として注目されたヤマハ発動機の13年12月期中間決算。上期は売上高、営業利益、純利益とも大きく伸ばし、通期予想もそれぞれ上方修正した。市場予想を下回るとの見方もあったが、総じて現在の同社の歩みは順調。下期以降に、新商品投入効果も期待でき、改めて注目されよう。

決算ハイライト

同社の13年12月期第2四半期連結決算は、売上高7028億2100万円(前年同期比11.2%増)、営業利益302億3000万円(同45.3%増)、純利益204億5000万円(同40.8%増)となった。
内訳を見ると、マリン部門が北米市場で投入した大型船外機新商品の販売好調もあり、前年同期比倍増の215億円の営業利益を上げた。半面、主力の二輪車部門は、国内や北米市場こそ回復基調にあるものの、新興国市場の成長鈍化などによりやや苦戦を強いられた。
ただ、インド市場の開拓が進んでいるのは光明。インド国内の総需要が伸び悩むなかで、「1000万人試乗キャンペーン」などの積極的施策が功を奏し、市場シェアを伸ばすとともに、同社インド工場からの出荷数も、国内向けが前年同期比27%増、国外向けが34%増と安定成長を続けている。
通期では売上高1兆4500億円(前期比20.1%増)、営業利益550億円(同3.0倍)、純利益340億円(同4.5倍)へと、それぞれ上方修正を発表。二輪車部門では、日米欧の各市場に投入される「BOLT」や「MT─09」などの新商品効果により、160億円の営業利益を見込むほか、好調なマリン事業も290億円まで営業利益を積み増す見込みだ。

株価の調整は好機到来

今回の発表には、市場予測を下回るとの厳しい見方もあった。だがこれは、本来下期に計上予定だった、欧州販売網の再編など、構造改革費用を前倒し計上したことが主因。この点を考慮すると順調に進捗している。
今後は二輪車部門の回復度合いを見極めることがポイントとなる。今後、次々に投入される〝ヤマハらしい〟独創的な新商品が、いかに市場を開拓していくか。ここ数年の守りから、攻めに転じた同社が将来、世界を代表するメーカーとしてさらに輝きを増すと考えれば、現在の株価の調整は、好機だ。

ヤマハ発動機の連結業績推移(予想含む)単位:100万円
決算期 売上高 営業利益 純利益
10年12月期 1,294,131 51,308 18,300
11年12月期 1,276,159 53,405 26,960
12年12月期 1,207,675 18,598 7,489
13年12月期 1,450,000 55,000 34,000

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