S&P 500 月例レポート

S&P 500®

幸せな日々がまた到来~いつまで続くのかは謎

7月は期待薄だったこともありますが、最高の月となりました。2012年は株価が13.41%上昇し、2013年前半は12.63%上昇したことを受け、多くのストラテジスト、エコノミスト、専門家が市場の後退を予想していました。ところが実際は活況を呈した強気相場となりました。S&P500は過去最高値を終値ベースで7回更新し、ザラバベースでも過去最高値を更新しました。7月は構成銘柄の86%超が上昇し、月間で4.95%と幅広く上昇しました。決算の話題が集中した7月は、構成銘柄の72%が決算発表を行い、発表内容は緩やかながらも安定した成長率を再び示唆するものでした。要するに売上成長は予想よりも緩やかだったものの、利益は引き続き上昇し、過去最高となった模様です。緩やかで安定した成長ペースのおかげで、市場は強力な基盤を築きながら上昇しています。今月も引き続き話題となったのが、米連邦準備制度理事会(FRB)がいつ刺激策を中止し、金利を引き上げるかでした。市場はFRBの発表内容にいちいち反応してきたものの、月末になって、FRBの声明などから資産買い入れ縮小のペースが緩やかで、開始時期は経済指標に左右されるとの認識が裏付けられたと言えるでしょう。専門家の多くは、経済状況が改善した場合に限り、量的緩和の縮小開始が発表されるが、それは早くとも9月だろうと予測しています(拡大しつつある少数派のアナリストは年末と予測)。金利は上昇し、債券価格が下落し、債券市場からのマネーの流出が継続しました。そのマネーの一部は株式市場に流入したものの、そのほとんどが金融市場に流入しており、株に対する投資家の不安感(やリスク認識)を示唆しています。経済指標(住宅価格、小売売上高、雇用)は緩やかながらも、引き続き改善しました。また、業績予想も改善しました。ほとんどの企業が2013年後半の業績見通しを据え置いており、年末までは株価が緩やかに上昇すると予測しています。第3四半期、第4四半期とも過去最高の業績が予想されています。市場が大きく後退していない理由として考えられるのは、後退の仕方に変化が生じていることです。最近の市場は数日、または数週間は基盤を固め、やや下落し、再び前進、というパターンを繰り返しています。一方、ウォール街(およびメディア)で弱気な見方が欠如していることを多くの専門家が懸念しています。
7月のグローバル市場は上昇し、26の先進国市場は合わせて5.26%(年初来で12.73%)上昇しました。6月に唯一上昇した日本は皮肉なことに最悪のパフォーマンスを示したものの、それでも0.81%上昇しました。新興国市場は引き続きアンダーパフォームしたものの、全般的には利益を上げ、0.46%上昇しました(年初来で8.61%の下落)。10の新興国市場が上昇し、10の新興国市場が下落しました。年初来ベースで他の市場に比べて堅調な米国市場の時価総額が、先進国市場と新興国市場全ての時価総額の48%を占め、過去何年も達していない水準にまで上昇しています。8月の初旬は小売業の決算発表に注目が集中するでしょう。米議会が夏季休暇に入っていることから、政治・政策絡みの材料は少ないと予想されますが、税制改革を含む経済政策を推進するためにオバマ大統領が各地で演説を行っているため、政治的な論点が増える可能性もあります。7月の出来高は前年に比べ12%下落し、8月も一般的に商いが閑散とします。各銘柄は個別材料に反応するものの(企業の28%の決算発表が残っており、多くの投資家説明会も予定されています)、今後は市場がこれまでに増して一様に動き始めるかもしれません。資産配分が主にサブ業界の見通しや市場経済学にもとづき変更される可能性があるからです。

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