ショート投資の特徴

 スパークスの投資戦略の一つにロングショート投資戦略があります。ロングショート投資戦略は株価が上昇すると利益になる「ロング投資」に株価が下落すると利益になる「ショート投資」を組み合わせて株式市場の上げ下げの影響を軽減しつつ利益を追求する投資戦略です。
 ロングオンリーの投資戦略と同様に、スパークスの株式投資哲学である企業の価値と価格(株価)に注目して投資判断を行い、割安なものをロング、割高なものをショートし様々な投資機会の実現を目指します。

企業価値> 市場価格⇒ ロング投資(買い)
企業価値< 市場価格⇒ ショート投資(空売り)  今回はこの中で用いられるショート投資についてご紹介いたします。  ショート投資とは借りてきた株を売り建て、その後で買い戻す投資です。その間に株価が下落すれば利益となりますが上昇すれば損失が発生します。  このようにロング投資とは逆の特徴があることでさまざまな注意を要します。どうやって誰から株を借りてくるのかという実務的、制度的な特徴の説明は省略いたしますが、今回は投資面での特徴をご紹介いたします。  ○ 最大利益は限定的だが、最大損失は無限大  株価の下落には限度があり、ショート投資で得られる利益には限度があります。例え企業が倒産したとしても株価はゼロ未満にはならないからです。株式会社の株主の特性である限界責任を端的に表していますね。一方で企業の成長によりますが株価の上昇には限度がありません。仮に株価が1,000円の銘柄を1株ショートした場合、最大の利益は1,000円ですが株価が上昇して10,000円になった場合には9,000円の損失となります。このようにリスクとリターンの関係から考えるとショート投資はロング投資に比べリスク対比のリターンが低いと言えます。  ○ ポジション量の変化にも特徴  株価の変化によるポジション量の変化にも特徴があります。ロング投資では当初の予想に反して株価が下落してしまった場合、時価での投資金額は小さくなりポートフォリオの中での投資ウェイトは低下します。その時点で投資アイデアが正しいと考えられれば追加投資を行うことで平均簿価を引き下げること出来るうえ、投資ウェイトを元の比率に引き上げることが可能です。反対にショート投資の場合は当初の予想に反して株価が上昇してしまった場合、時価での投資金額が増大することでポートフォリオでの投資ウェイトは上昇し、追加投資を行うことも困難になります。また上述の通り株価の上昇は無限大であるため想定外の事態が起こった場合を考えると大きなポジションを積み上げる集中投資はリスクが高いと言えます。ロング投資に比べて一銘柄当たりの投資ウェイトは小さくしておくことが大事だと考えています。  ○ 下落の期間は上昇の期間よりも短いことが多い  俗に「ショート3日」といわれることがありますが、株価チャートを見てみると上昇する期間と比べて下落する場合は勢いが大きく期間が短いことが目に付きます。このことからショート投資を開始するにはロング投資以上に投資タイミングに慎重になることが必要だと言えます。またショート投資家の心理状態から考えると株価が上昇し損失が発生する「苦しい時間」が長く、下落が早く期間が短いということは利益が増加していく「幸せな時間」が短いということであり、精神的なタフさも要求されるということです。それだけに本来の企業価値の算定に充分な自信を持って投資することが重要と言えます。 株価の動きの一例

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