ねじれ国会解消相場で14500円台を抜ければ、14700円台も

ねじれ国会解消相場で14500円台を抜ければ、14700円台も
・・・7月21日の参議院選に向けて利益確定売り優先が基本・・・

<先週は、一段の円安進行で想定より早い14000円台回復>
 先週は、参議院選挙に向けて上昇開始とし、13000円台半ばで値固めをしながら14000円を目指す動きを想定しました。中国の信用問題とアメリカの量的緩和問題が落ち着いていれば円安基調を背景に戻りを試すことになるとしました。

7月1日(月)は、前場は6月28日(金)の大幅高の反動から利益確定売り優勢となって▼114の13562円まで下げるものの、日銀短観の大企業製造業業況判断が+4、先行きが+10と1年9ヶ月ぶりのプラスとなって予想の平均値を上回ったことで、大引けは△175の13852円の続伸となり、2日(火)も△246の14098円と14000円台を回復しました。週半ばはエジプトのクーデターやポルトガルの国債の急騰から上昇一服となるものの、下げ幅は3日(水)▼43の14055円、4日(木)▼36の14018円と小幅続落でした。しかし、週末の5日(金)は前日の欧州市場でECB(欧州中央銀行)や英国が金融緩和の継続を示したことで欧州株式が大幅上昇(アメリカは独立記念日で休場)したこと、さらにアメリカの株式先物が雇用統計の改善を先取りして大幅高となっていたことで、日経平均も先物主導で売り方の買い戻しを巻き込んで△291の14309円の大幅反発となりました。

5日(金)の日本市場の引け後のアメリカ市場では、6月雇用統計は前月比△19万5000人(予想15万5000人)と大幅改善したことで10年債利回りが急騰し、2.7%前後(4月下旬は1.7%でしたから、2ヶ月で1%上昇)となり、ドルが買われて一時101.23円の円安進行となりました。先週の予測では、雇用統計が予想を上回れば緩和縮小の時期が前倒しになることで、NYダウが下落することを想定していましたが、結果的にはほとんど織り込んでおり、金利高、ドル高、株高となりました。そのため、シカゴの日経平均先物は大証比△80の14420円となっていました。

<参議院選挙日に向けて、利益確定優先>
 先週末の5日(金)の6月雇用統計は予想を大きく上回り、長期金利が上昇し、ドルが買われてNYダウも大きく上昇したことで、金融緩和の早期縮小を織り込んできたといえます。そのため、日経平均は短期急騰中で高値警戒感があるものの、21日の参議院選挙日に向けて、戻りを試す動きが続く可能性があります。

21日の参議院選までの戻りが続くとすれば、「ねじれ解消」が焦点になっているといえます。先ほどの国会の閉会の前に、参議院で野党の首相の問責決議案が出されたことで、重要法案が可決できず廃案となってしまいました。参議院選の事前調査では、自公民で過半数をとる可能性は非常に高いので、そうなると、ねじれ国会が解消されることになり、政策がスムーズに可決・実行されてくることになります。結果的に、安倍首相の長期政権の可能性が高まり、海外からの日本に対する安心感と信用が国際的に確立されてきます。(これまでは首相が短期で変わったため日本の信頼が損なわれていた)

どこまで戻る可能性があるのかというと、昨年11月13日の8619円の安値をアベノミクス相場のスタートとすると、今年5月23日の15942円で当面のピークとなって、6月13日の12415円まで急落した形となり、まず下げ幅の1/2戻し(14178円)を達成しました。ふつうですと、ここで一服とういところですが、為替の円安進行を受けて、先週末の5日(金)は14309円となって、更に戻りを試す状況になっています。目先的には、5月29日の戻り高値14512円がありますが、その上は2/3戻し(14767円)の14700円台があります。14700円台はいくつかの他のテクニカル的なフシがあるところですので、この近辺でもみあう可能性もあります。
本日は、アメリカ株高、1ドル=101円台の円安を好感して△181の14491円で寄り付くものの、14497円とほぼ14500円に到達すると上げ幅を縮小、後場になると中国株式の大幅下落を嫌気してマイナス圏に転じ、▼200の14109円で引けました。先週末は先物主導の大きな上昇となっていましたが、本日は逆に先物売りの裁定解消売りとなりました。

<参議院選に向けて戻りを試す過程では、利益確定売り優先>
 基本的に、ここからは新規に株を買う局面ではありません。急落以降多くの買推奨銘柄を出してきましたが、買った方はそれを利益確定する局面です。特に、急伸して大商いとなった銘柄は利益確定しておくのがよいでしょう。このまま参議院選挙の日に向けて戻りを試せば、自民党の圧倒的な勝利となった時に材料出尽くしで大きく下げる可能性があります。そのような下げとなると再び買いチャンスとなりますので、キャッシュ化をしておくというのが重要なことです。材料出尽くしで下げても、その後に安倍首相の長期政権を期待する相場が始まりますので、買いチャンスが再びやってきます。
 ただし、参議院選挙の前に自民党の勝利を既に織り込んで軟調な動きとなれば、参議院選挙の後に安倍長期政権を期待する上昇相場が起こります。
 選挙後、いったん材料出尽くしになって再上昇となるのか、選挙まで調整気味にもみあって、選挙後上昇するのかわかりませんが、短期的に急騰しており、利益確定しておくのが基本といえます。

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