ポスト・リーマンショック環境の終焉-1-

・釣り宿の親父

このところの私の仕事は、釣り宿の親父のようなものかと思っている。長年の経験や知識を活かして、天候や海の状態を読み、釣客たちを絶好の釣り場に案内する。そして、釣竿を用意し、何が釣れるかや、釣り方の解説はするが、魚そのものは提供しない。むしろ、自分で釣ることの大切さと、醍醐味とを伝えたいと思っている。自立したプロ並みの釣り人になってもらいたいのだ。

相場では、至れり尽くせりの助言をすると、妙な規制で、自分自身の釣りが事実上行えない。自分の食い扶持くらいは自分で釣りたいので、助言というものはやめたが、それは私にとっても、釣り宿に来てくれる釣客にとっても良かったと思っている。釣り堀のようなところで釣って貰ったり、私のやり方を押し付けても、自立したプロ並みの釣り人にはなれないからだ。

釣りは誰と競争するわけでもないので、釣客にはそれぞれに自分のやり方と、釣果とを楽しんで貰いたい。私は皆さんの喜ぶ顔を見るのが楽しみだ。

私どもの釣り宿の名前は【生き残りディーリング塾 http://s-dealing.com/】という。コストも、本当の釣り宿よりもむしろ安いので、是非お試し頂きたい。

入会金(なし)、1ヶ月契約(3,500円)、3ヶ月契約(9,975円)、6ヶ月契約(18,900円)、1年契約(35,700円:全て税込み)

・米量的緩和の縮小は日米株高へのゴーサイン?

20日朝の日経新聞Web刊に、「米量的緩和の縮小懸念が重荷に」という記事の見出しがあった。内容は読まなかったが、日米の株価が現実に下げたことを鑑みれば、的を射た記事だったのかもしれない。

19日の記者会見で、バーナンキ米連銀議長は「量的緩和の2013年内縮小、2014年半ばにも終了」を明言した。その前提として、量的緩和を終了できる目途が立つだけの、緩和効果が見え始めたとした。議長は「景気と雇用市場の下振れリスクはなくなった」とし、来年の成長見通しを3.0%~3.5%のレンジに引き上げ、失業率の予測を6.5%に引き下げた。一方で慎重を期して、超低金利政策は継続するとしている。

この見通しを疑って株を売るのなら分かる。金融政策担当者が必ずしも正直だとは限らないからだ。また、欧州や中国リスクなど、外部要因の米国への波及を懸念して、米連銀の見方に賛同できない人もいるだろう。

しかし、「量的緩和の縮小が株下げにつながる」と考えるなら、下げた株価に惑わされて、事の本質が見えなくなっている可能性がある。「来年の成長見通しを3.0%~3.5%のレンジに引き上げ、失業率の予測を6.5%に引き下げ」たことは、ファンダメンタルズ的にも株を買える環境になっていくということだ。このことは同時に、債券を保有していると損がでかねない環境になるということだ。加えて、量的緩和の縮小、終了は、時限的措置として長期金利の低下を促してきた、あるいは急激な上昇を抑制してきた債券購入を止めるということだ。

債券購入プログラムを終了しても、市場から資金を吸い上げる引き締めに転じる訳ではない。緩和を継続する証拠として、低金利は続けると明言している。カネ余り、イージーマネーは続くのだ。

一方で、景気回復の兆しと共に、底打ち感が出てきていた中長期金利の本格上昇を抑えていたのは、債券購入プログラムだ。この終了は、債券価格を買い支えることは止めるということだ。債券を売りたい人がいれば来年半ばまでなら買い取りますと明言したのだ。カネ余りなのに、最大の投資物件となっていた債券が危なくなってきた。リーマンショック以降の投資環境が終わりつつある。

バーナンキ議長は米国の環境を鑑みて、量的緩和の縮小を明言した。一方の日銀は異次元緩和を始めたばかりだ。金利差拡大から円安トレンドが見えるようになってきた。米景気の回復も円安も日本株のプラス要因だ。

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